暁 〜小説投稿サイト〜
新オズのオジョ
第二幕その二

[8]前話 [2]次話
「日本以上かも知れないわね、その種類は」
「元々お茶の国だし」
 カルロスはアイスコーヒーを飲んでいます、そのうえでの言葉です。
「種類も多いね」
「うん、お茶の種類多いよ」
 実際にとです、神宝は中国茶を飲みつつ答えました。
「中国は」
「そうよね」
「だから烏龍茶だけじゃないね」
「他にも沢山の種類があって」
「それで飲んでるんだね」
「そうなんだ、だから今はね」
 神宝は今度は海鮮麺を食べてお話しました。
「このお茶を飲もうね」
「ええ、お茶は他にも出せるから」
 オズマも言ってきます、オズマは薬膳茶を飲んでいます。
「何でも言ってね」
「そうさせてもらいます」
「お茶を飲んで」
 そしてというのです。
「今出しているものを楽しんだら」
「その後は、ですね」
「杏仁豆腐を出すわね」
「そちらはデザートですね」
「そうよ」 
 その通りだというのです。
「そちらを出すから」
「だからですね」
「今はこのメニューを楽しみましょう」
「わかりました」
 神宝はオズマの言葉にも頷いてでした、そのうえで。
 皆で餃子も麺も炒飯も食べました、気付いた時にはテーブル掛けに出していたお料理は全部なくなっていました。そしてです。
 最後の杏仁豆腐を食べてオジョはこんなことを言いました。
「ここまで食べてね」
「満足ですか」
「お腹一杯だよ、というかね」
「というか?」
「僕中華料理が大好きなんだよね」
「そうなんですか」
「色々好きな食べものはあるけれど」
 それでもというのです。
「中華料理もね」
「大好きで、ですね」
「それでね」
「満足されたんですね」
「それで最後の杏仁豆腐も」 
 こちらもというのです。
「楽しんでいるよ」
「そうですか」
「飲みものも飲んで」
 そしてというのです。
「楽しむんだ」
「そうされますか」
「うん、それとね」
「それと?」
「魔法使いさんやグリンダさんは中華料理を食べる時お酒を飲むけれど」
 そのお酒はといいますと。
「赤ワインが多いんだよね」
「あっ、何か中華料理にはです」
 神宝はオジョの言葉に気付いた表情で答えました。
「結構です」
「赤ワインが合うんだ」
「そうみたいでして」
 それでというのです。
「魔法使いさん達もです」
「赤ワイン飲むんだね」
「美味しそうに飲まれていますね」
「うん、見るとね」
「ワインは欧州のお酒ですが」
「中華料理にも合うんだね」
「そうみたいですね、お肉や麦もよく使いますから」
 中華料理はというのです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ