第二幕その一
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第二幕 凄く美味しいお料理が
皆は旅をはじめて最初のお昼ご飯を食べました、オズマが出したテーブル掛けを皆で囲んでいます。
そのメニューを見ておじょは笑顔で言いました。
「今回は中華料理なんですね」
「ええ、飲茶にしたの」
オズマはオジョににこりと笑って答えました。
「関羽さん達のお話をしていてこれならって思って」
「それで、ですね」
「そうなの。じゃあ今からね」
「皆で食べるんですね」
「そうしましょう」
「それじゃあ」
オジョはオズマの言葉に笑顔で応えてでした。
皆でいただきますをしてから食べます、見れば海老蒸し餃子にフカヒレ蒸し餃子、蟹焼売に中華ちまきにピータン、肉饅に中華風サラダ、小龍包に海老の唐揚げ、麻婆豆腐に海鮮麺、八宝菜、チンジャオロース、炒飯と色々あります。
そのメニューを見てボタンは言いました。
「これ全部食べていいの?」
「好きなものをね」
オズマはボタンにも答えました。
「食べていいのよ」
「凄いね」
「好きなだけそうしていいの」
「どれから食べようかな」
ボタンは迷う言葉も出しました。
「一体」
「何ていうかね」
ビリーナもそのメニューを見て言います。
「量だけでなく種類も沢山あって迷うわね」
「そうでしょ、けれどそうした時はね」
「迷うならよね」
「もう自分がまず食べたいものを食べて」
そしてというのだ。
「その後でね」
「また食べたいものを食べればいいわね」
「ええ、そうしたらいいわ」
こうビリーナに言うのでした。
「自分がまず食べたいものを食べるの」
「そうね、ただあたしはね」
「ええ、ビリーナはこれよ」
彼女の前にある豆をごま油で炒めたものを見てお話します。
「食べてね」
「そうさせてもらうわね」
ビリーナも頷いてでした、そのうえで。
お豆を食べます、そうしてでした。
他の皆は飲茶を楽しみました、その中でオジョはお茶を飲みました。そうしてこんなことを言うのでした。
「やっぱりね」
「どうーーしました」
「いや、飲茶は食べてね」
チクタクに応えるのでした。
「こうしてね」
「お茶もーーですーーね」
「飲んでね」
そうしてというのです。
「楽しむものだよ」
「そうなのーーですーーね」
「うん、お酒を飲む場合もあるけれど」
この場合はといいますと。
「僕はアルコールなしでもお酒よりもね」
「お茶ーーですーーか」
「それかジュースだね」
こちらの場合もあるというのです。
「そうしたものを飲みながらね」
「楽しむーーのーーですーーね」
「うん、中国茶も美味しいね」
「中国のお茶っていうと烏龍茶だと思っていましたけれど」
恵梨香も中国茶を飲
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