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魔法科高校の氷の異能者
入学式編
入学式
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とお前を一緒にするんじゃない!!」
「なんですって!!」
 俺は思わず、感情的になって、愛桜と口喧嘩に発展する。
 これには、深雪もほのかも雫も「どうしよう」となり、
「先にお兄様の所に行きますか。一緒に来ます?」
「いいの?」
「ええ」
「じゃあ、行こう」
 という形で深雪はほのかと雫を連れて、達也の所に向かった。
 なお、俺と愛桜は深雪たちがいないことに気づいて、急いで達也の所に向かった。
――――――――――――――――――――――

 深雪、ほのか、雫の3人は二科生のID交付所に来たところで深雪は達也を見つけて、
「お兄様。お待たせしました」
「早かったね、深雪」
 と、ここで、達也は深雪の後ろにいるほのかと雫を見る。
 否、ほのかと雫ではなく、生徒会の方だと思われる3人が来る。
 ここで達也は深雪に
「深雪。蒼汰は?」
「蒼汰くんは・・・・・・」
 深雪はわけを話そうとしたら、ガミガミと口喧嘩する声を達也は耳にする。
 目を向ければ、俺と愛桜がガミガミと口喧嘩しながら、深雪たちのところへ来る。
 未だに口喧嘩する俺と愛桜。
 そこに生徒会の1人にして、俺の姉である氷川玲奈が首と拳を鳴らして
「いい加減に口喧嘩を止めなさい。このバカ共が!!」
 姉さんの拳が俺と愛桜の頭に叩き込まれた。

 ゴキン

 明らかに鳴ってはいけない音がした。
 痛みが骨と脳に浸透する。
 俺と愛桜は頭に手を押さえて、
「「頭が・・・頭が・・・」」
 悶えていた。
 先ほどまで悪鬼羅刹否、鬼、否、鬼神は消え去り、フゥ〜ッと息を吐いた後、
「ごめんなさいね。達也くん、深雪さん。弟が迷惑をかけて」
「い、いえ・・・」
「蒼汰にはいつも世話になっていますから」
「それよりも、玲奈さんは生徒会の方だったのですか?」
「そうよ。本当だったら、深雪さんを勧誘させたかったけど、周りがちょっと悪そうだし。なにより、弟や愛桜をしっかり、お灸を据えるのと役職をぶち込ませようかなって・・・・・・だから、今日はご挨拶だけにするから。達也くんと深雪さんはせっかくの知り合ったお友達と一緒に楽しんでらっしゃい」
「は、はい・・・分かりました」
「玲奈さん。後日、お礼します」
「いいのよ。達也くん。それじゃあ、あんたたち」
 姉さんの声にビクッと震える俺と愛桜。
 ガタガタと震えながら振り返れば、鬼神がいて、
「これから、あんたたちに相応しい役職を与えてあげるから。付いてきなさい?」
「・・・はい」
「・・・分かりました」
 という感じで俺と愛桜は姉さんに連行された。

 その後、姉さんの言うとおり、生徒会長は「ご挨拶に来た」と告げ、日を改める形になった。

 なお、ほのか、雫、そして、達也と知り合った
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