暁 〜小説投稿サイト〜
崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
Aオルタには近付くな/悪魔を倒す正義の英雄
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
るだろうから。

「ふぅ。」
「まーちゃんどこ電話してたの?」
「弟くんとこだよ。出禁の武蔵殿どうにか出来ないって、」
「だから異名みたいに言うのやめて。」

出禁の武蔵殿。
多分これでしばらくイジられんだろーな。
さて、やることも終わったし俺も朝食を食べるとするか。
と、そう思った時だ。

「?」

突然端末に着信が入る。
テレビ電話での着信だ。
登録されていない電話番号だが、とりあえず出てみよう。

『久し振りね。探偵さん。』
「あ、どうも。」

電話の相手はあのホテルタウン、オーシャンビヨンドの支配人、真壁さんからだった。

『あのお侍さんも一緒みたいね。都合がいいわ。』
「え、なんです?てかどうして俺の番号…。」

画面の向こうには革の椅子に腰掛けた真壁さんの姿。
そのすぐ横には彼女のサーヴァントである孔明が立っていた。
都合がいい、とはなんなのか。
そもそも何故ホテルの支配人がこの俺を尋ねてきたのか

『電話番号は広海くんから聞いたの。』

ああそういうことね。

『それで探偵さん。あなたの腕を見込んで依頼したいことがあるの。いいかしら?』
「依頼?まぁ多少高くつきますが必ず成功はさせますよ?」
『大した自信ね。それじゃあ単刀直入に言わせてもらうのだけれど…』


?


「妙なはぐれサーヴァントがこの辺に?」
「ああ、あの支配人がそう言ってた。」

俺達が任された依頼、それはとあるはぐれサーヴァントの調査であった。
ここ最近、関東エリアにて不審なサーヴァントの目撃例が絶えないと言う。
そしてそのサーヴァントなのだが

『絶対な魔力反応があるの。サーヴァントとは思えないくらいのね。』

明らかにおかしい点があるという。
それが魔力反応。
以前横浜付近に現れたそうだが、魔力探知機が計測不能となり、機器が煙を上げて壊れた。
なので正確な場所が分からず、その時は見つけられなかったのだが

『そのサーヴァントが今、あなたの住む姫路町からそう遠くない場所にいるの。調査してもらえない?』

同じ魔力反応がこの近くにあるらしい。
つっても、町から歩いて三十分かかるけどな。
この辺りになると整備も行き届いておらず、倒壊したビルや瓦礫だらけの廃墟など世界崩壊から変わっていない荒れた風景が続く。
人は…いないだろう。
いるのはその廃墟を住処としたモンスターのみだ。

そしてそこにいるらしいサーヴァントの調査、及び確認をするのが俺の依頼。
さらに

『もし共に戦う意思があるのなら、是非とも仲間に加えたいの。報酬は上乗せする。だから交渉をお願いできるかしら?』

真壁さんは今、葛城財団に対抗するために同盟を作ろうとしている。
そこに
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ