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ソードアート・オンライン?もう一人の英雄?
十五話 現実逃避
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任せていいだろう。偉い人と喋るのはどことなくアクの方が慣れている。……気がする。
「……私かロアが血盟騎士団の誰かと戦う。レベル差があるなら二人まで可とする。
 それで、キリトかロアか私が勝ったら、貴方が言った条件はなくす。……これでどう?
 こっちは、はめられそうになったんだから少しぐらいこっちにとって有利な条件を提示する」
Oh……ナカナカヤバイ条件ヲ出スノデスネェ
……似非外国人になってしまった。
さて、ヒースクリフはこの条件を呑むのか!?僕は呑まない方に一票!(呑んでほしいけど)
「……いいだろう」
まさかの「いいだろう」宣言!
「ただし」
「「「「……ただし?」」」」
ぜ、全員ハモった……

「ただし、ロア君が血盟騎士団の二人と戦うことにしよう。さまざまなスキルを使ってくれても構わない」

「え?僕……ですか?」
ヒースクリフは頷く。
うわー……よりにもよってアクじゃなくて僕か……

「ということで、キリト君、ロア君。万全の準備をして勝負に挑みたまえ」


***************************


ってことなんだよなぁ……

『どうでもいい話はやめてください。今から勝負ですよ。気を引き締めてください』
了解。
『そういえば、先ほどの試合で少し気になった事が……』
ん?何?言ってよ。
『は、はい。プレイヤーネーム《ヒースクリフ》が人間じゃない動きをしていて、それに……私の気のせいで済んだら良いのですが、彼はまるで悪役のようでした。ステータスコードも確認ができないし』
……前半は分かるけど、後半は何?
『う。うぅ……わ、私だって変なこと言っている自覚はあるんです!もういいでしょう!早くしないと失格負けになってしまいますよ!』
え!い、急がないと!
この時、妙にネオの言っていた事が引っかかった。


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