077話 記憶巡り編 とある視点で見る記憶 その4
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どタイムスリップ物で定番なのは『親殺しのパラドックス』というものがある。
狙ってこの世界に召喚される可能性もわずかなものであり、もしや……狙いは自分殺し……?
正義の味方になりたいという過去の自分を殺したいほど憎んでいたりしたら、あるいはって感じなのかな……?
うーむ……情報が少なすぎるわ。
もっとあの人に関しての情報が欲しいね!
そしてサーヴァントは人の魂を食う事によってより生前の力を発揮できるという。
まぁ、幽霊みたいなものだからね。魂食いも一つの手って感じなのね。
そういうマスターもいるかもって感じか。
凛さんはそれには該当し無さそう。真っ当な魔術師っぽいし。
そして、士郎さんもうまい方針がでないまま、凛さんは帰っていき、士郎さんも過去を思い出してか吐きそうになっていた。
そしてセイバーさんを探しに行くと、やっぱり普通一軒家に道場があるって豪華な感じだよね、そこにセイバーさんは目を瞑って正座をしていた。
少しして士郎さんに気づいたのか、士郎さんの心配をして次にはお叱りの言葉を言っていた。
あーいうのは私の仕事だ、と。
まぁ、分かるんだけど素直に士郎さんが納得するとも限らんしな。
まぁまだ始まったばかりのバディだし、これからどうにかなっていくんだろうな。
と、思ったらセイバーさんを護衛に付けずにそのまま一人で学校に行ってしまいましたよ、士郎さん!?
その日はなにもなく無事に帰ってこれていたけど、
「士郎さーん、さすがに不用心じゃないですか……?」
《耳が痛いな……分かってる、分かってるんだけど、この時はこれ以外に考えがなかったんでな》
それから士郎さんは桜さん達といつもの食事を摂っていた時に士郎さんはセイバーさんを除け者にしたくなかったのか、食事を中断してなんとセイバーさんを桜さん達に紹介してしまった。
それで混乱する場。
さらになぜか藤村さんと勝負する事になってしまっていた。
まぁ、勝てるわけないんだけどね。
『変なのに士郎取られた〜』
結果は言うことなしだね。
それにしても、
「こた君的にはどうなの?」
「あん? まぁ、こんときの士郎の兄ちゃんはまだ未熟やし考えが甘いのは分かっとるから言うことないけど、やっぱ使い魔は使い魔やろ?」
「シロウはそこが許せなかったんでしょうね。今でもランサーの事を普通に人として扱ってるし」
「ま、それが士郎らしくていんじゃね?知らんけどな。でもな、セイバーは内心腹が煮えくりまくってただろうな。こんときの士郎はマスターとしてはマイナスな行動ばっかしてるしな」
「「「「「わかります」」」」」
《み、みんな……》
味方はいないんだよ、士郎さん。
女の子だから戦っちゃだめだっていうのは侮辱発言だしね。
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