第十二幕その二
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「何不自由ないからね」
「それは何よりだね」
木挽きの馬は二人のお話を聞いて言いました。
「大変な暮らしがそうなってね」
「全く以てね」
「お伽の国に来られて本当によかったわ」
「そうだね、ずっと幸せに暮らせるからね」
木挽きの馬は笑顔でこうも言いました。
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