暁 〜小説投稿サイト〜
宇宙戦艦ヤマト2199〜From Strike Witches〜
出航編
第2話 星の海への船出
[5/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
星域の偵察望遠鏡が敵の動きを捉えました。大型の弾道弾が地球に向かって飛んでいます。到達予測は明日0600、標的は恐らく…』

「…遊星爆弾ではピンポイント攻撃が出来ないし、かといって空母を落とされた直後に艦隊を送り込んで、本土防衛部隊の抵抗に遭う訳にもいかないから、か…分かりました。エネルギーに関しては真田少佐からの腹案がありますので、それで何とか解決してみましょう」

 女性はそう言って会話を終え、着替えを済ませてから一つのタブレット端末を手に取る。それには、古代の顔写真と履歴が映されていた。

「…あの大戦から2世紀半、この世にへばりついていた成果があったわね。後は、飛ばすに足るエネルギーを得るのみだけども、今はまだ擬死の狸を演じさせねばならないからね…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

西暦2199年2月10日

 ついに訪れたこの日、古代達の乗る何十両もの兵員輸送車は、90式戦車型ストライカーを装備した陸戦ウィッチに護衛されながら、坊ノ岬地下に移動していた。

「見ろ、あれがそうらしい」

 1人の乗組員の言葉を聞き、古代達は揃って視線を前に移す。そして車列は駐車場に到着し、下車した古代達はただ静かに真上を見上げた。

「あれが…あのスクラップの真下にあった…」

 それは、巨大な宇宙船のロケットノズルだった。鼠色の非常に巨大な可変式ノズルの周りには3枚の尾翼があり、先端には鋭い針型のアンテナが装備されている。その真下には4基の二回りも小さいロケットノズルがあり、そのノズルも金剛型のメインロケットノズルの倍近い大きさを持っているため、推力は比較にもならない程に高いものになると思えた。
 そこから船首側の方に目を向けると、下面に向けて一つの構造物が出っ張っており、後方からハッチが開いて宇宙船への乗降口を形成していた。そして何故か全体的に右側に沈み込む様に傾いているが、思えば坊ノ岬で見た戦艦の残骸も右側に傾いており、沈没船に見せかける際の影響でそうなったのだと考えれば合点はつく。
 また別の地点に目を向ければ、岩の合間に白い物体が会間見え、第2群の乗る宇宙船だと察せさせる。

「掌帆長、これを自動航法室へ慎重に運んでくれ」

 真田の指示に従い、榎本勇曹長率いる甲板部は一つのコンテナを船内へ運んで行く。そして古代達は艦内服を受け取り、船内へ乗り込んでいった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 艦内服に着替え終わった古代は、艦橋を一通り見た後にエレベータでその上へ上がり、途中から続く階段を上って、司令官室に着く。そしてドアをノックして入室許可を得、入室した。

「沖田提督、自分は何故二階級特進の上に戦術長を拝命したのですか?その資格が自分にあるとは思えません」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ