第104話
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所業です。俺の事は幾らでも恨んでもらって構いません。」
「リ、リィン様……?一体何を―――」
決意の表情を浮かべたリィンの言葉を聞いたクルーガーが困惑の表情でリィンを見上げると、リィンはクルーガーを犯し始めた。
その後リィンはクルーガーを”性魔術”で自身の使い魔にするとともに、ある”命令”をクルーガーに植え付けた。
「…………次に刃を交える時は、アリサ達と共にいる事を願っています、シャロンさん。」
クルーガーに対する性魔術で乱れた服を整えたリィンは気を失っているクルーガーを静かな表情で見つめて呟いた後、自身が身に纏っていたコートを毛布代わりにクルーガーの上にかけてその場から立ち去った。そしてリィンが立ち去って数十分後、クルーガーは目を覚ました。
「ん……これは……確かリィン様の……ぁ………私……リィン様に………」
目を覚ましたクルーガーは自分にかけられているコートがリィンが着ていたコートである事に気づくと共に、気を失う前の自分がリィンに犯された事を思い出した後、現在の自分はリィンの使い魔であり、更にある命令が植え付けられている事に気づいた。
「リィン様………………この戦争で随分と変わられたと思っていましたが…………根本的な部分はお変わりではなかったようですわね…………フフ、さすがお嬢様が心を寄せられている殿方ですわね………」
リィンが何故自分を犯し、使い魔にした事やある命令を植え付けたことは全て自分やアリサ達の為である事にすぐに気づいたクルーガーは苦笑し
「ありがとう………………ございます……………っ!」
やがて涙を流して嗚咽しながらその場でリィンが去った方向に向けて土下座をしてリィンに対する感謝の言葉を口にした。
「その様子だと、ご主人様が貴女を犯した”真意”にも気づいたみたいね〜。」
するとその時ベルフェゴールが転位魔術でクルーガーの前に現れた。
「貴女は確かリィン様の新たな使い魔の………」
「―――ベルフェゴールよ。早速本題に入らせてもらうけど………貴女、近い内にアリサ達と合流するか、アリサ達に助太刀するような事をするつもりなのでしょう?」
「―――はい。それが”告死戦域のクルーガーとしての私の全て”を奪い、”再びシャロン・クルーガーとして生きる事”を望まれているリィン様の寛大なお心遣いでもありますので、この身体に植え付けられている”アリサ達――――Z組に協力する事”という命令通り、命を賭してでもお嬢様達をお守りする所存です。………ベルフェゴール様自身がリィン様にそうするように仕向けられたにも関わらず、わざわざその件を確認されたという事は、もしかしてお嬢様達が私の心代わりの理由を聞いた際の口裏合わせでしょうか?」
「話が速
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