第104話
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翌朝、目覚めてメサイアを自分の身体に戻したリィンは部屋に纏めた荷物を出す為に扉を開けると目の前に洗濯されて綺麗に畳まれたコートが扉の前に置かれている事に気づいた。
「これは昨日気を失っているシャロンさんに毛布代わりにかけていた…………ん?」
扉の前に置かれているコートが昨日シャロンに”性魔術”をかけた後気を失ったシャロンに毛布代わりにかけた自分のコートである事に気づいた後畳まれているコートの上にある一枚の手紙に気づき、手紙を取って内容を読み始めた。
私の”全て”を奪い、”新たなる私としてシャロンに戻らせた事”に心より感謝致します、リィン様。
”黄昏”の件が解決した際、アリサお嬢様やZ組の皆様共々互いに無事である事を心よりお祈り申し上げますわ。
シャロン
追伸
それと私の”全て”を奪った”責任”を取って頂く為にも、いつか必ずお嬢様と共に私を貰って頂きますわね、ご主人様♪
「ハハ…………早速いつもの調子に戻ったようでよかったですよ、シャロンさん。この様子なら次に会う時はアリサ達と一緒だろうな……」
手紙――――――シャロンの自分に対して書いた短い内容の手紙を読んで苦笑したリィンはシャロンがアリサ達の元に戻る事を確信し、安堵の表情を浮かべた――――――
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