第一章
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ネスブルグなんだよ」
「前のワールドカップのチケットが余ってるんだよ」
余るのも当然だ。場所が場所だからだ。
「それでこっちに回ってきたけれど」
「モヒカンがバイクに乗って乗り回してる世界でよく開いたな」
「モヒカンはいないよ」
「例えだよ。とにかくな」
行かない、誰が行くかと言い続ける良晴だった。しかし。
おじさんは彼ににこりと笑って今度はこんなことを言った。
「若し行けばね」
「死ぬだろ、絶対に」
「就職できるよ」
人参だった。それもかなりの大きさの。
「この八条商店街の商工会議所のね」
「この商店街ずっと賑やかだけれどな」
多くの商店街が寂れていく中この商店街は賑やかさを保っている。商店街側の努力と立地条件、それに観光場所になっているからだ。
それでこの商店街は賑やかだ。その商店街の商工会議所となると。
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