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乃木なれば
第一章
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夫も戦死している。
「早く攻略するんだ」
「さもないと日本は負けるぞ」
「その為には司令官交代だ」
「乃木大将を更迭しろ」
「そうしないと駄目だ」
 こうした意見が日増しに強まったいた、そして。
 その声は広島に置かれている大本営にも届いていた、そこにいる政府の首脳達も当然知っていることになっていた。
 それでだ、陸軍を統括する元老山縣有朋は苦慮する顔で言った。
「わしとしてはな」
「乃木でいきたいか」
「そうだ」
 彼と並ぶ元老の重鎮伊藤博文に答えた。
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