第5話
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うとする。
しかし白井は麻生の手を掴む。
「お待ちになって。
傷の治療はあなたがしたのですか?
それにこの事件に関わったのでしたら参考人ですので逃げられては困ります!!」
ちっと麻生は舌打ちをする。
この一連の事件に関わってしまった事に激しく後悔する麻生。
はぁ〜とため息と同時に白井の方を見る。
「手を離せ」
その言葉と同時に白井の手が自分と意思と関係なく手を離す。
(何がどうなっているのですの・・・あのお方が言った瞬間勝手に手が・・・・)
自分の手を見つめてはっ!?、気がつき麻生の方を見る。
そこには麻生の姿がなかった。
「と、まぁこのような事件があったのですのよ。」
場所は変わり風紀委員の支部の一つである第一七七支部。
あの虚空爆破事件の後、麻生が持っていた写真のおかげで犯人は捕まえることが出来た。
今は麻生、テーブルを挟んで白井、初春、美琴、佐天が向かい合っている。
「どうして俺を取り調べるみたいな状況になっているんだ?
初春達を救ったの事に感謝されるこそすれ、こんな取り調べまがいな事をされるのはおかしいと思うのだが。」
「あの時の事件の事、そして今回の事件について色々聞きたい事がたくさんありますので。」
「あの時の事件に関わったのは気まぐれ、今回の事件に関わったのはその場に俺が居て被害を受けかけたからだ。
これでいいか?」
「そんな雑な説明で納得するとでも?」
白井の顔は笑いながらも全然笑っていなかった。
初春と佐天はその光景を見ながらオロオロして美琴は麻生の能力についての疑問が増えた。
麻生はため息と同時に席を立つ。
「どこえ行くつもりですの?」
「帰るんだよ。
こんな所に居ても時間の無駄だ。」
部屋のドアに手をかけて出ようとした時だった。
「お待ちになって。」
その言葉を聞いて立ちどまる。
「色々聞きたい事がありましたけどまずはこれだけ言わしてくださいまし。
あの時とそして初春やお姉様を助けていただいてありがとうございます。」
「何度も助けていただいてありがとうございます!!」
白井と初春の言葉を聞いて少しだけ白井達に振り向く。
「別にお前達の為にやった訳じゃない。
俺の目の前で死なれてはこっちが気分悪くなるからな。
だから助けた・・・・それだけだ。」
その言葉と同時に支部から出て行った。
「白井さん、よかったですね!!!
何度かお礼を言いたいって言ってましたもんね!!」
「初春・・・・少しお話があるのですけどよろしいですか?」
白井は初春に襲いかかりそれを美琴と佐天で止めよう
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