第二章
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「それがやね」
「私は気になったわ」
「今やね」
「そやねん」
まさにというのだ。
「具体的にどんな下着穿いてるかとか」
「それやね、そういえば」
「神様もやろ」
「服着てるなら」
それならばというのだ。
「下着もな」
「着けてるな」
「それが普通やろ」
「ただ。下着は」
ここで小雪はシャーデーにこう言った。
「着けん人もおるで」
「ああ、そう言うとな」
「そやろ」
「言われてみれば」
実際にとだ、シャーデーも答えた。
「そうした人もおるし」
「神様もな」
「そうかも知れんか」
「もうそこは」
「わからんか」
「ほんまにひょっとしたら」
小雪はシャーデーにさらに言った。
「神様は下着は着けてへん」
「その可能性もあるんやな」
「大抵神様は露出がない服着てるけど」
「それ何処の神様でもやな」
「この世界でもな、けど下着になると」
これはというと。
「ほんまにわからんで」
「ほなな」
それならとだ、シャーデーは小雪に話した。
「直接聞くか」
「神様にやね」
「そうしよか」
こう言うのだった。
「ここは」
「ほな」
小雪も応えてだった、そうして。
二人は実際に神にどういった下着を着けているのか尋ねることにした、それでその話を自分達の棟梁である綾乃に話すと。
綾乃は二人にきょとんとしてこう返した。
「そんなん考えたことなかったわ」
「綾乃ちゃんもなん」
「そうやったんか」
「褌ちゃう?」
綾乃はとりあえずという感じで言った。
「男の神様は」
「褌かいな」
「こっちの世界も昔の下着それやったし」
綾乃はシャーデーに応えて言った。
「女の子も」
「そういえば」
小雪は綾乃の今の言葉を聞いて言った。
「そやったね、起きた世界でも」
「女の子も褌やったやろ」
昔の下着はというのだ。
「湯文字もあったけど」
「女の子も褌で」
「お祭りの時もやったやん」
「今も女の人褌の場合あるな」
「そやったな」
「ほんまにな」
「それやと」
シャーデーは二人の話を受けてまた言った。
「女神様達の下着も」
「褌やろか」
小雪はシャーデーに応えた。
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