第九幕その一
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第九幕 大蛇がいて
一行はお菓子の国への道を進んでいきます、その中でジョージはオズの国にいる人達のことを思うのでした。
「ベーブ=ルース、エルビス=プレスリー、マイケル=ジャクソンに」
「ポール=バニャンにジョニー=アップルシードもよね」
「皆会いたいね」
こうつぎはぎ娘に答えます。
「本当に」
「ジョン=ヘンリーさんもいるわよ」
ドロシーはもう一人紹介しました。
「この人もね」
「あのアフリカ系の」
「そう、物凄い働き者のね」
「あの人もですか」
「船にはシャインさんもいるし」
この人もというのです。
「皆オズの国におられるわ」
「そうなんですね」
「あと村から出て来ないけれどジェロニモさんも」
ドロシーはこの人のお名前も出しました。
「おられるわ」
「ネイティブのあの人もですか」
「そうなのよ」
「アメリカの色々な人もいるんですね」
「オズの国にはね」
「フォスターさんはいますか?」
ジョージはこの人についても尋ねました。
「エジソンさんも」
「どちらの人達もおられるわ」
「そうですか」
「リンドバーグさんもね」
「アメリカの子供達に夢を与えた人達は皆オズの国にいるんだよ」
かかしもジョージにお話します。
「アメリカが反映される国だからね」
「だからボームさんも来てくれたんだよ」
樵もお話します。
「この国にね」
「エジソンさんなんか凄いよね」
こう言ったのはジャックでした。
「今もどんどん発明しているから」
「リンドバーグさんはお空を飛んでるね」
木挽きの馬はこの人のお話をしました。
「ライト兄弟と一緒に」
「ベーブ=ルースさんのホームランときたら」
臆病ライオンの口調は惚れ惚れとしたものでした。
「もう空まで届く位だね」
「僕はまたプレスリーさんの歌を聴きたいよ」
腹ペコタイガーはこの人のことを思うのでした。
「是非ね」
「あたしプレスリーさんもマイケルさんも大好きよ」
つぎはぎ娘は音楽のお話に乗りました。
「参考にしてるし」
「へえ、そうだったんだ」
「あの人たちの踊りを参考していたんだ」
ピーターはつぎはぎ娘の言葉を聞いて言いました。
「そういえばそんなダンスもあるね」
「君のダンスにはね」
「そうでしょ、あの人達の歌もよく歌うし」
つぎはぎ娘はピーターに答えました。
「それでなのよ」
「ダンスもだね」
「踊るんだね」
「プレスリーさんのダンスをして」
そしてというのです。
「マイケルさんのダンスもね」
「好きなんだね」
「それで踊るんだね」
「そうしてるわ、ちなみにあたし明るい音楽専門だけれど」
「それでもなんだ」
「ちょっと違うところもあるん
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