プロローグ
敗残狼の反攻の狼煙
[12/12]
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
ゾルはかつての仲間や部下達を集めた。
アウシュビッツ時代の仲間であるドクトルGや連隊の副官…ゼネラルモンスターなど意外にも多くの者達が各国の追っ手から生き残っていた。彼らをショッカーに勧誘すると喜んで参加してくれた。
皆、かつての自分と同じく孤独に世界各地を放浪していたようだ。
いつからか俺はショッカー内で自身のことを『ゾル大佐』と名乗るようになった。
ドイツ軍将校時代の階級と軍服を使用し続けることで祖国を守る為に死んでいった部下達の無念や想いを背負うことができる気がするのだ。
俺はこれからも彼らの無念を……そして最後まで信じようとした信仰を背負ってショッカーの為、偉大なる大首領様の為に戦い続けるつもりだ。
そしてこれから…ショッカーの世界征服、そしてその果にある完全なる理想社会実現の為に全世界に対して宣戦布告するのだ。
これからずっと防戦しかできなかった俺が…いや俺達が世界を震撼(SHOCK)させるべく、『反攻戦』が始まるのだ。
そう思うと喜びに身体が震えた。
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ