第103話
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〜吸雷の暗礁領域〜
「コォォォォ………ハアッ!!」
「エニグマ駆動――――――私達に守りの力を!ラ・クレスト!!」
「エニグマ駆動――――――空なる魔法の加護を。フォルトゥナ!!」
戦闘を開始するとオリエは自分自身を強化するクラフト――――――ブレイドダンスを発動し、セレーネとアルティナはそれぞれ守りを固めるアーツを発動して自分達の守りを固めた。
「どうかしら?ハッ!!」
「くふっ♪逃げられないよ?――――――三連制圧射撃!!」
エンネアとエヴリーヌはそれぞれ先制攻撃としてクラフト――――――デビルスアロー、三連制圧射撃をバルディエルに放ったが
「邪魔だ!」
バルディエルは上位電撃魔術を込めた槍による薙ぎ払いで襲い掛かる無数の矢を一振りで薙ぎ払って無効化した。
「消えろ!」
続けてバルディエルは雷を纏った衝撃波を解き放つクラフト―――雷光砕破で反撃し
「負の刃を受けるがいい!」
レーヴェはクラフト――――――ケイオスソードを放って襲い掛かる雷の衝撃波を相殺した。
「二の型――――――疾風!!」
「ふふっ、見切れますか?――――――セイッ!!」
「ぬっ!?」
そこにエリゼとデュバリィがそれぞれ凄まじい速さで攻撃する一撃離脱のクラフトを叩き込んでバルディエルにダメージを与え
「頭がお留守だぜぇ!鷹爪撃!!」
「砕け散れ――――――兜割り!!」
「がっ!?」
更にフォルデとアイネスがそれぞれ跳躍してバルディエルの頭上から奇襲して追撃した。
「崩したぜ!」
「崩した!」
「追撃します!」
「――――――」
「続きます!」
バルディエルが態勢を崩すと二人とそれぞれリンクを結んでいたアルティナとオリエが追撃をバルディエルに叩き込んだ。
「走れ、雷よ!!旋風爆雷閃!!」
「「「「!!」」」」
反撃に放ったバルディエルの魔術によって発生した爆発を起こしながら直線状に襲い掛かってきた稲妻を散開して回避した。
「慈悲神アイドスよ、裁きの槍を今ここに――――――メギドの神槍!!」
その時時間をかけて長めの詠唱を必要としていた究極神聖魔術を発動したユリーシャがバルディエル目掛けて凄まじい光の魔力が凝縮させた魔力の槍を放ったが
「雷槍よ、貫け――――――雷天使の神槍!!」
バルディエルは膨大な雷の魔力を込めた槍を解き放つ魔術で対抗した。本来ならば魔術の”格”ではユリーシャが圧倒的に上であるはずのメギドの神槍が打ち勝っていたが、バルディエルはユリーシャよりも位階が2段階も上の”主天使”だった為”能天使”のユリーシャよりも圧倒的に”力”もある為、バ
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