第103話
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つクラフトを発動してベアトリースに奇襲し
「何……ッ!?」
リィンの回避と奇襲に驚いたベアトリースだったが瞬時に電光石火で襲い掛かるリィンの斬撃を自身の得物で受け流した。
「緋空斬!!」
「ハッ!―――そこだッ!」
攻撃を受け流されたリィンは続けて炎の斬撃波を放ち、斬撃波を見たベアトリースは空に退避した後空からリィン目掛けて奇襲した。
「セイッ!」
「連接剣の恐ろしさを知るがいい!」
ベアトリースの空からの奇襲をリィンが太刀で受け流すとベアトリースは自身の得物に暗黒の魔力を宿した後鞭のようにリィン目掛けて無数に振り回してリィンに追撃した。
「ぐ……っ!?」
暗黒の魔力を宿した剣舞―――暗黒剣舞によって身体のいくつかを斬られてダメージを受けたリィンは呻き声を上げた。
「滅せよ――――――電撃剣!!」
そこにベアトリースが電撃を宿した連接剣でリィンに襲い掛かったが
「!四の型・改―――紅蓮切り!!」
「う……ッ!?」
リィンは後ろに跳躍して回避した後すぐに反撃をベアトリースに叩き込んでベアトリースにダメージを与えた。
「刃よ、伸びよ!!」
「二の型――――――大雪斬!!」
「何……ッ!?く……っ!?」
すぐにダメージから立ち直ったベアトリースはクラフト――――――連接剣伸張でリィンに攻撃するとリィンはその場から跳躍して回避した後ベアトリース目掛けて太刀を叩き込もうとし、リィンの回避と反撃に驚いたベアトリースは側面に跳躍して回避しようとしたが回避が一瞬遅れた為リィンの攻撃がかすって僅かなダメージを受けた。
「馬鹿な……人間が”飛天魔”であるこの私に傷をつけるだと……それも1度どころか2度も………ッ!」
ベアトリースはリィンに斬られた部分から血を流している自身の身体を見て信じられない表情を浮かべた後唇を噛み締めてリィンを睨んで反撃を開始した。
「闇に呑まれよ――――――ティルワンの闇界!!」
「これは……!二の型――――――疾風!!」
ベアトリースが発動した魔術によって闇世界に引き込まれたリィンはベルフェゴールが扱える更に上位の魔術でベアトリースが発動した魔術を知っていた為、自身の現状を知るとすぐに闇世界から脱出する為に凄まじい速さで闇世界を駆け抜けて攻撃範囲外へと脱出した。
「ハアッ!」
「!?くっ、太刀が……!」
リィンが闇世界から脱出すると連接剣がリィンに襲い掛かり、瞬時に攻撃に反応したリィンは太刀を構えたが連接剣によって太刀は絡められて身動きが取れなくなった。
「”ティルワンの闇界”から逃れた事には正直驚いている……だが、得物が無力化された以上、君の負けだ……!」
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