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お世話な親切
第三章
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人のクラスメイト達がスタンバイしていて押し返そうとも待っている。
 そこまでしていたがそれでも二人がここで言い合ったのは幸いだった。それで尚もこのことにほっとしながら話を聞いていた。
「それでだけれど」
「うん、私悪くないから」
「私もよ」
「折角言ってあげたのに」
「本当に聞かないから」
「だから。二人共お互いに何を言ったのよ」
 尚は落ち着きを保って二人に問い返した。
「まずは枝織ちゃんから言って」
「体育の時間津波ちゃんのスパッツが下にずれてたの」
 ままにしてあることだ。体操服は身体を動かす為に着こなしが崩れる。
「それで下着が少し見えてたの。それで注意したら」
「そんなの恥ずかしいでしょ」
 津波は顔を真っ赤にして枝織に抗議する。
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