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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
古里炎真・コズモルート
第5話B 爆裂進化ジオグレイモン! 大地と希望の戦乙女達の邂逅
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一方、飛翔するブラックウォーグレイモンに抱き抱えられながら移動するなのはは、空から逸れた仲間達を探していた。
ブラックウォーグレイモン「どうだ、なのは? 仲間は見つかりそうか?」
なのは「うーん……今のところ、見当たらないかな」
ブラックウォーグレイモン「そうか……」
なのは「何か手掛かりがあれば良いんだけど……」
ブラックウォーグレイモン「いっそのこと、先程の俺達のように野生のデジモンに襲撃されているなら見つけ……なのは「ブラックウォーグレイモン?♪」……すまん、冗談だ」
なのはの笑顔から感じる圧力に、ブラックウォーグレイモンが即座に謝罪した……その時、突如何かが倒れたような音が聞こえて来るのだった。
ブラックウォーグレイモン「むっ!」
なのは「ふえっ!? なに今の音!?」
なのはとブラックウォーグレイモンはその音に気付き、なのはに至っては驚きの表情を浮かべる。
ブラックウォーグレイモン「まさか、なのはの仲間達が俺の言った通り野生のデジモンに襲撃されているのでは……!?」
なのは「えええっ!? 本当にそうなら大変だよ! 皆、私と同じように戦う力を失っているかもしれないのに!」
ブラックウォーグレイモン「確かにそうだな……音が聞こえた方へ向かう! しっかり掴まってろ!」
なのは「うん、お願い!」
なのはを抱き抱えたブラックウォーグレイモンは猛スピードで音が聞こえて来た方へ飛翔するのだった……
それは遡ること数分前のことであった……
?「翼、翼! 起きて、翼!」
翼「ん……んん……? ここは……?」
海の近くで気を失って倒れていた翼は、耳に聞こえて来た声に反応して目を覚ました。
そんな彼女に……
?「あ、起きた! おはよう、翼♪」
翼「え?」
翼は声が聞こえた方に視線を向けると……そこにはピンク色の鳥に近い姿をしたデジモンがいた。
翼「……え、ええと……貴女は、一体……?」
翼は一瞬鳩が豆鉄砲を喰らったかのような顔をするも何とか平静を装い、そう質問した。
?→ピヨモン「私、ピヨモン! 翼のパートナーデジモンだよ♪」
翼「ぱ、パートナーデジモン……?」
成長期の雛鳥型デジモンーー『ピヨモン』のパートナーデジモンと言う言葉に疑問符を浮かべる翼に……
ピヨモン「翼〜!♪」
翼「っ! おっと……!」
ピヨモンが抱き着いて来て、翼は慌てて受け止める。
ピヨモン「翼が来るのをずっと待ってた……会えて嬉しい♪」
翼「私のことを……そうか、ずっと待たせてしま
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