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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
古里炎真・コズモルート
第5話B 爆裂進化ジオグレイモン! 大地と希望の戦乙女達の邂逅
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奏・ギルモン・アグモン(S)と共に親友のツナを探す炎真は森の中を歩いていた。
炎真「うーん……ツナ君、何処にいるんだろう?」
奏「このまま闇雲に探しても拉致があかないな。何か手掛かりとか無いかな……?」
炎真「手掛かり?」
奏「ああ、例えばさっきのあたしらみたいに野生のデジモンに襲撃されて爆発音が聞こえたりとかな♪」
炎真「い、いや、それは流石に……」
奏「悪い悪い、冗談だよ。まあ仮に野生デジモンに襲撃されても、炎真の友達なら返り討ちにしそうだよな♪」
炎真「あはは……確かにツナ君なら襲われても大丈夫そうですね」
奏の言葉に苦笑しながら同意する炎真。
ツナの実力を考えれば、少なくとも先程のデビドラモンのようなデジモンであれば問題無く倒せると思うのも事実である。
奏「なあ、さっき炎真が使ってた……ええと、死ぬ気の炎だっけか? それ、あたしにも使えないかな?」
炎真「うーん、死ぬ気の炎を灯す為のリングがあれば可能性は無くないですけど……今のところ、奏さんが死ぬ気の炎を使う為の手段が無いですね」
奏「そっか……まあ簡単な話じゃないのはわかってたけど、あたし自身戦う力が無いのは悔しいな……」
炎真「奏さん……」
奏は先程のデビドラモン戦で今の自身が何の力も無い少女であることを痛感し、それを何とかしたいと思っても打開策が見つからないことに若干悔しそうにしていた。
そんな奏に……
アグモン(S)「大丈夫だよ、奏の姐御には俺が付いてるぜ!♪」
奏「アグモン(S)……」
炎真「アグモン(S)だけじゃないですよ。僕も奏さんのことを守ります♪」
ギルモン「ギルモンも〜♪」
奏「炎真、ギルモン……はははっ、ありがとな。誰かに守られるなんて柄じゃ無いけど、今は可愛い騎士(ナイト)さん達に守って貰おうかな♪」
炎真「な、騎士(ナイト)って……///」
炎真や奏達が和やかな雰囲気でそんな会話をしていると……突如何かが倒れたような音が聞こえて来るのだった。
炎真「っ!?」
奏「な、何だ、今の音は!?」
当然炎真と奏はその音に驚く。
アグモン(S)「奏の姐御、あっちから聞こえて来たぜ! しかも……」
ギルモン「(クンクンッ)デジモンの臭いがするよ!」
炎真「もしかして、ツナ君が何処かで野生のデジモンと戦ってるんじゃ……!?」
奏「その可能性があるかもな。確かめる為にも行くぞ!」
炎真「はい!」
ギルモン「うん!」
アグモン(S)「おう!」
炎真達は音が聞こえて来た方へ駆け足で向かうのだった……
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