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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
第二百八十六話 色鉛筆その十三
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「北朝鮮がどんな国か」
「知ってることよ」
「その教育だって」
 これもだ。
「どれだけ酷いものか」
「言うまでもないわよね」
「個人崇拝を刷り込むからね」
「他にも色々よね」
「やたら好戦的だしね」 
 この辺り国民皆兵な国だけはある、予備まで入れて九百万もの戦力があるとか二二〇〇万の人口では異常なことだ。
「それで階級制度もあるし」
「共産主義なのに」
「うん、出生身分があって」
 革命的なそうでないかでだ。
「ピラミッド型の国だから」
「余計によね」
「あの国はね」
 それこそだ。
「これ以上はない位の国だよ」
「とんでもなさでね」
「そうした国の教育が理想だっていうから」
「恐ろしい組織ね」
「そうした組織に先生の多くが所属していて」
「公務員でもあって」
「そう簡単にはクビにならないんだよ」
 この組織、日教組も構成員である先生を守るからだ。
「もうね」
「それでとんでもない教育をして」
「問題も起こすだ」
 暴力等のそれをだ。
「さっき香織さんが言った無能な先生もね」
「そのまま残るのね」
「だからそうそうはね」 
 もっと言えばかなり難しいことだ。
「健全になることはないよ」
「嫌なことね」
「公立の先生の質が悪いっていうと」
「事実なのね」
「そのことは否定出来ないと思うけれど」
「そうなる理由があるのね」
「閉鎖された空間でのことで」
 学校というだ。
「悪事を隠せる」
「それで公務員で」
「日教組みたいな組織もあるから」
「中々なのね」
「問題のある先生はいなくならないよ」
「それどころかなのね」
「偉くなっていくんだ」
 そうなっていくみたいだ、中にはとても先生になれる資質のない人がコネで入って問題を起こしても隠蔽されて出世していって校長にまでなったりするみたいだ。
「どんどんね」
「とんでもない人が偉くなるとか」
「そうした組織はあるけれど」
 社会にはだ。
「もう言うまでもなくね」
「とんでもない組織よね」
「健全な人が出世するとね」
 逆にその場合はだ。
「健全な組織だよ」
「そうなるわね」
「花には蝶が集まって汚物には蠅が集まるよ」
 こうした言葉も当てはまると思う。
「まさにね」
「何か公立の学校って」
 香織さんはここまで聞いて言った。
「色々とね」
「問題あるってだね」
「思ったわ」
「まあね、酷い先生が淘汰されないことはね」
「大問題よね」
「わからない授業したりね」
 それかだ。
「暴力振るってね」
「お咎めなしどころか偉くなる」
「それも事実だよ」
「行かない方がいいかしら」
「というか酷い先生をどうにかする」
「そうする様にしていけばいいのね」
「僕はそう思うよ
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