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黄泉ブックタワー
第二章 旅は魔本とともに
第7話 いい気分、なのかな
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ふむ、じゃあ……」
「あー、もう。魔本の読み上げはしなくていいってば」

 キリがないと思い、アカリは魔本のカバーを四指で弾いて、無理やり閉じた。
 それらの言葉自体はどこかで聞いたようなものばかりだったが、説教臭くてかなわないと思った。
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