暁 〜小説投稿サイト〜
曇天に哭く修羅
第四部
準決勝第一試合 5
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
に見えないほど小さな物質も吸収してエネルギーを高めた。

どシンプルなスピードとパワー任せ。

それが正面の空間切断を粉砕。

直撃していない向子や周囲一帯まで有り余るエネルギーで吹き飛ばしてしまう。


(これはあれだね。《夢絶叶(カナリン)》の使う『あれ』や《白良々木眩(くらむくん)》の力を擬似的に再現した感じなのかな?)


向子は【空間移動(テレポート)】、【空間接続】、【空間跳躍/ジャンピング】で吹き飛ばされている途中から翔の近くまで戻ってきた。


「単純な物理威力だけで空間を壊せそうだ。焔魔は機動じゃなく攻撃が脅威か」

「同格の上位存在を餌にする精霊を3体も破降してるんです。まだ終わりませんよ。しかしさっきの空間切断は本気で焦りました」

第三解除(ドライアウト)で解禁になる能力だからね。焦らせる位は出来ないと」


向子としては、あわよくば戦闘不能に追い込むつもりだったのだが、(いささ)か翔と焔魔を甘く見積もっていたらしい。


(ヤバいの来たら第四解除しよ)

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ