10ーsonata
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AOの記憶が思い出せない。そればかりか郵便局のあの事件がフラッシュバックしまくる。
それに…。」
「それに…?」
僕はシノンの方を見ずにキリトとアスナの方を見て。
…たぶん1番悲しい顔をしているだろう。
「詩乃の事が…………分からない。いつものように大好きって気持ちが湧いてこない……。」
「スノー…。」
キリトが俺に心配そうに何か声をかけようとするがその前に。
「分からない!!なんで!?詩乃の事、大好きなのに!!まるで砂時計の砂の様に『好き』って気持ちが零れ落ちていくんだ!なんで!?」
「スノー!」
「…!」
僕は泣きながら駄々っ子のようにすると僕を抱きしめる人影がいた。
シノンだ。
「佳。落ち着いて。」
「詩乃……僕…僕は……。」
僕が泣き止むまで詩乃は僕をずっと抱きしめてくれていた。
そんな中。キリトは俯くアスナと僕を見て険しい顔で何かを考えていた。
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