NO.010 ドワルゴンに向かう道中
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た。
それはイズクも同様のようで、
「そんなに不敗を保っているのはすごいね。相当の実力者だらけなんだね」
「おそらくですが……それだけの権力も持ち合わせていますので陥落は絶対とは言いませんがしないでしょう」
「だろうね」
それでうんうんと頷いているイズク。
多分だけどどの程度の戦力があるのか考えているのかなって俺は感じた。
イズクって治癒という能力があるけど、その反面能力的に前線部隊タイプだもんなー。
「それじゃとにかく、こちらから手を出さなければ大丈夫かな?」
「ええ。トラブルなんて起きませんよ」
と、リグルが言い切っているよそに、ゴブタが小さい声で「前に行った時は門の前で絡まれた」というのは聞き逃さなかったぞ。
「ゴブタ君。それはフラグだよ」
「フラグ……? それってなんすか? イズク様?」
「あっ……えっと、あはは。聞かなかったことにしておいて」
イズクは正直だなぁ。
まぁ俺も脳内でツッコミは入れていたけど。
このフラグが回収されない事を切に祈りたいものだね……。
まぁ、こういう時に限って効果は発揮するというのがフラグだから今のうちに諦めておくのもいいかもな。
そして一同はもう一走りして丸三日経過してようやく武装国家ドワルゴンの洞窟がある山脈へと到着したのであった。
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