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提督はBarにいる。
惚れた腫れたの話・2
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らしい童顔も相俟って大変に可愛らしい。思わず頬擦りしたくなる。そこに、あのもちぷにドスケベボディが付いているのだから反則だと思う。

「あ、あのね?提督のご飯が美味しいっていうのも凄く好きなポイントなんだけど……それよりも、『アレ』が凄く気持ちいいっていう所が私が惚れた所かな」

「ドスケベ」

「変態」

「性豪」

「うしちち」

「ひどっ!?」

 まぁ、ある意味欲望に忠実っていうのはあの提督とは相性が良いのかも知れませんが。

「だってさ、凄くない?提督のテクニック」

「ま〜、確かにね〜」

「大変気持ちよくしてもらってます、ハイ」

「体力バカだからガンガン突いて来るだけかと思いきや、そんな事は無いからね」

「キスだけでイかされる時とかあるしね」

「ワタシ、毎回気絶させられマース……」

「うえっ!?それマジ?」

「マジもマジデース!毎回ぐちゃぐちゃデスよ……」

「うわぁ……何て言うか、うわぁ」

「御愁傷様、でいいのかなぁ?」

「まぁ、本妻には提督も手加減できないって事なのかな?」

「気絶するほど激しく……されてみたいような、されたくないような」

「とりあえず、蒼龍は胃袋もアッチも掴まれちゃったと」

「ちょっと表現が生々しくないかなぁ、飛龍さん!?」

 その言葉をキッカケに、蒼龍さんと飛龍さんがじゃれつき始める。相変わらず仲の良いことで。





「じゃあ順番的に私です……よね?」

 そう言って口を開いたのは由良さん。この面子の中ではケッコンしたのが比較的遅い方だ。

「提督って、仕事がデキる人じゃないですか。面倒臭がりながらテキパキ仕事をこなしていくあの後ろ姿がカッコイイなぁって……その」

「惚れちゃったと?」

 私が尋ねると小さくコクリと頷く。耳まで真っ赤にして俯いてしまったその顔は、可愛らしいというより艶っぽい。

「あ〜、でも解るかも」

「仕事のデキる男ってカッコイイよね」

「仕事してる時もいいけどさ、料理してる時もカッコ良くない?」

「「「「「「わかる」」」」」」

 ちょっと表に出せない様な仕事をしている時もありますが、基本的に仕事をしている時って生き生きとしてるんですよね、提督って。

「じゃ〜次は衣笠さんだね!って言っても、皆知ってるとは思うけどw」

 そう、衣笠さんは昔から一目惚れだと公言していて積極的に提督にアプローチしていた娘だ。それが漸く念願叶って、最近ケッコンカッコカリを果たした。あの時は皆で祝福してあげたっけ。

「ねぇねぇ、提督の何処に一目惚れしちゃったワケ?」

「え〜、わかんないよぉ。着任の挨拶に行って、その場でビビッと来て、そ
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