6ーNocturne
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「はあ…。」
「どうしたのスノー?」
シノンが心配そうに聞いてきたので慌てて僕はにこやかに返事をする。
「なんでもないよ?気にしないで?」
ったく。ソーニャの奴、人使いが荒い…。そんな事考えながら僕達は新生アインクラッド22層。ALO内のキリト達のホームに居た。僕はシノンの隣に座り、みんなの話を聞いていた。ちなみに今は夜なのでキャリバーを取りに行ったメンバーにエギルもこの場所にいた。
「いやー。ARで戦うボスも本家同様の攻撃パターンとはいえ生身で動きまくったから体バッキバキだぜ。」
「同じく。」
僕とクラインがそう言うと。
「俺も…。」
キリトがそう言うので僕はニコニコ笑って。
「いやー。キリトのは運動不足でしょ?完全に。」
「全く活躍してないスノーに言われたくないな…。」
「歌いながらキツい。やっぱり戦うならVRがいいなー。
それに僕は本気出てないからね!?無考を使えばあんな敵…」
僕はやれやれとポーズをとると隣のシノンが僕にジト目で。
「スノー。活躍しなかったの?」
「うーん…やることは、やったんだけどね。ALOみたいに無双は出来ないね…。無考もいつでもどこでも出来ないし。やっぱり場所と集中しないと出来ないね…。」
「そう。」
「ごめんね。」
そう言ってシノンに謝るとあ、そうだ、と付け加える。
「そう言えば戦闘中ユナが歌っててとてつもなく戦闘のめちゃくちゃじゃm…」
「「ええええええええええええ!?」」
そう言ってシリカとリーファが僕に詰め寄ってきたのでビックリしてシノンに飛びつく。するとシノンのしっぽと耳が痙攣したかのように震える。
「スノーさん!ユナとボス戦やったんですか!?」
「ホントですか!?」
「近い近い…。
シノン怖いよ〜。この2人めちゃくちゃ怖いよ〜。」
「真面目に答えなさい。」
ペシっと僕にデコピンするシノン。僕は顔を少し赤くしているシノンを見逃さず。(僕以外なら見逃しちゃうね!)シノンから離れると説明を始める。
「ホントホント!い!ち!お!う!歌は上手かったよ!い!ち!お!う!
まあ?僕が本気を出せばユナの数千倍は上手いよ!」
「ほんとに自分と同じくらい歌が上手いの見ると対抗意識燃やすわね…。」
シノンがため息をつくので僕は聞こえないふりをする。するとクラインがはあ。とため息を吐いて。
「そう言えばユナのファーストライブのチケット応募し損ねたんだよな…。」
僕はそれを聞いてそう言えばと、人差し指を上に向けて。
「シノン、さっきオーディナル・スケールのキャンペーンでペアチケット当たったって言ってたよね?」
「ええ。」
するとエギルも思い出したかのように。
「俺もそう言えば当たっ
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