暁 〜小説投稿サイト〜
ジョジョの奇みょんな幻想郷
第一部 ケイオスクルセイダーズ
第二章 春雪異変〜神浄刀矢さんとコラボ企画〜
33.偽りのU/飲んでも呑まれるな
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:∴パリーン
「いい飲みっぷりでしたね。八坂和真」
 そういって下種な笑みを浮かべていたのは先日咲夜と戦いそして共闘して西行妖を足止めしていた魂魄妖夢だった。なぜこうも腐った正確になったのか。なぜこうも本来の性格と離れてしまったのか。それは天のみぞ知る。
「妖夢ぅ!なんだこれは!悪質ないたずらか!」
「別にそうじゃねーですよ」
 いたずらじゃないとなるともっとたちが悪いだろう。
「ただ、一人くらい酔い潰さないと逃げきれない気がしてな」
 そう妖夢がここまで必死な理由。それは主である幽々子による暴露が関係していた。

「妖夢は実は下戸なのよ〜」

 その話を聞きつけていた酒飲みどもが妖夢もターゲットにしたのは言うまでもない。自分の醜態をさらすのが嫌だった妖夢は和真を潰し自分は逃げおうせようという算段なのだ。ちなみに前回と同じく咲夜は人知れず空いた料理に皿などを片しているのだが、自分もそれを手伝えば従者の仕事を盾にして逃げられたことを妖夢は一生気づくことはない。
「そうだよな誰かが犠牲になればいいんだよな」
「っ!わかってくれましたか」
「ああ。俺が酒を飲むからお前は烏龍茶でも飲んどいてくれ」       火
「おお!なんて美しい自己犠牲の精神なんだ!(/◎\)ゴクゴクッ・・・。…………Uボウッ!」

クサ(貴様)ァァ!」
「別に犠牲になるのが俺である必要はないよなぁ!」
 どちらとも外道であった。さすがは邪神の息子。俺らがやらないことを平然とやってのける!
 二人はそこからもみ合いが始まった。まあ酒の席で軽い喧嘩程度はいえあまりいい元は言えないため主催元が仲裁に入る。
「おいおい、喧嘩はやめなさい。どうしても飲めないなら勝負しなさい」
「「勝負?」」
「代々伝わる幻想郷流にらめっこよ!」
 説明は不要!そしてルールも簡単!口内の酒を先に吹いたら負け。それだけである!
「に〜らめっこし〜ましょ!幻!想!郷!」
「( ´?(?) ´?)」
「(。・ε・。)ムー」
 和真は変顔を放った。しかし何も起きなかった!
「(´?????)」
「(。・ε・。)ムー」
 和真は変顔を放った。しかし何も起きなかった!
「和真。まじめな話をするのも一つの手だぜ?」
「まじめな話?普通逆効果名じゃねーの?」
「いや、案外と笑っちゃいけないときに振られると笑っちまうもんだ」
「なるほど。じゃあ、俺の悩みでも一つ。――――――ここだけの話なんだが…………俺、昔はロリコンだったんだ!」
「`;:゙;`;・(゚c。゚ )ブッ」
「ふっ。驚きを隠しきれなかったそうだな」
「ざけんな!隠しきれてねーのはお前の犯罪臭の方だろ!」
「んだと!おい!」
「妖夢、粗相だな」
 *粗相とは軽率さや不注意によって
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