第一部 ケイオスクルセイダーズ
第二章 春雪異変〜神浄刀矢さんとコラボ企画〜
33.偽りのU/飲んでも呑まれるな
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る。なんということだろうか。烏龍茶が入っているはずである容器からボウ!っと火が付いた。
「火が付く時点で大部分がアルコールだろうが!」
「なら水ならどうです?」
そういって透き通ったな液体が入ったコップを持ってきたのは慈愛に満ちた笑みを浮かべた早苗である。
火
「…………Uボウッ!」
「「「……………………」」」
「…………どうして火が付くんだ?」
「可燃性なんですよ」
「色は水だから気にすんな」
「お前らは色でしか飲み物を判別できねぇのか!さては酔ってんな?酔ってんだろ!もういい!こんなところにいられるか!帰らせてもらう!」
「そんなフラグたっぷりなことを。それはいいとして、逃げられるのか?」
そう。魔理沙に言う通りここには触れた瞬間に地面のちょっとした傷などを治し自分との距離を潰せる早苗。そして何より。
「ダークワン・ザ・ワールド!」ドォォーーーン!カチコチ…
時間を止められる丞一がいるのだ。どうやら和真のフラグはトッポでできていたようだ。
逃げようとしていた和真の進行方向にフォークを投げる。
「そして時は動き出す」
「???っうお!丞一!お前時間止めやがったな!しかも父さんみたいなことを」
そして止まったところを早苗がハンマーロックで取り押さえる。
「おいおい、そんなにはしゃぐなよ和真。―――――――さあ、始めようか」
それから少し時間がたち開始の時間がやってきた。今回は今回の異変か帰結の立役者ということで暴走状態の和真を一人???実質早苗と二人だったうえにもう二人いたわけだが???で抑えるという大立ち回りを繰り広げた丞一と西行妖にとどめの一撃を見舞った、そして博麗神社の巫女として乾杯の音頭を取ることと相成った。
「「それじゃあ、ご唱和ください!我の名、じゃなくて!」」
「「杯を乾かすと書いてぇ!乾杯ぃぃ!!」」
『乾杯ぃぃぃぃぃぃ!!!!!!』
「へい!和真!イッキ!イッキ!(p゚▽゚)p 」
宴が始まりあるものは酒を煽りあるものは暴食しているだが祭りはまだ始まったばかりなのだ。丞一は和真にコップ並々まで注いだウォッカを一気飲みさせようとしている。もはやどっちが年上なのかわからいものだ。
「(/◎\)ゴクゴクッ・・・。プハー!濃い"な"あ"」
「水も飲まないと倒れんぞ」
「あ、どうも」
そい言って渡されたコップを受け取る和真。しかし和真はこの時誰に渡されたかも確認しなかったのが失策だった。これを渡した彼女がこの中でも有数の下種であることをまだこのときの和真は知らない。 火
「(/◎\)ゴクゴクッ・・・。…………Uボウッ!」
「ウォッカァァァァァァァァッ!」(#゜д゚)ミ
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