暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
5ーInterlude (後編)
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撃数の多いソードスキルの構えを取る。

「デスサイズオーバードライブ♪!」
「ブレイブ・ビユーズ!」

そうしてソードスキルが激突するところで。
































































「ふわぁ…スノーさん。何やってるんですか…。『機械仕掛けの神の夢』」
「「!?」」

その間に割って入る猫耳の少女。彼女が『機械仕掛けの神の夢』と呟くとソードスキルがまるで夢のように消失するとその少女…ソーニャは両手剣と大鎌を本で止める。

「スノーさん。もう一度言いますよ。何やってるんですか?」
「デュエルだけど?」
「明らかに本気で殺し合いじゃないですか…。」

ソーニャが珍しく僕に対して怒っているのでアハハと笑って逸らす。
そうして大鎌を背中に戻すとアクちゃんとロアくんに。

「ごめんね♪2人とも。ちょっと君たち2人の本気を観たくてね。
レッドプレイヤーじゃないよ。僕は。人は殺してしまったのはホントだけどね。」
「え…?」
「どうやらアクちゃんは人の命の重さ(・・・・・・)が分かってるみたいだね。そんな相手にあの煽りは煽りすぎた。ホントにごめんなさい。」
「…。貴方は一体…?」

僕はアクちゃんのその問いに対してふっと笑って。

「平行世界の少し未来を行ってる先輩だよ。」

そう僕が言うとクリスタルがアクちゃんとロアくんの前に出現する。僕はニコニコして。

「それは『時空を超えた絆』僕の力が使えるようになるアイテムだよ。あと、これもあげるよ。」

僕は背中の大鎌をポイっとロアくんに渡す。ロアくんはえ?え?と言いながらポカーンとする。
それを見てクスッと笑って。

「まあ、君たちが歌を歌いながらじゃないとこれは使えないからね。」
「あの。スノー…さん。」
「ん?アクちゃん何かな?」
「さっきの…
人を殺したって…。」
「おっと、ここから先は君たちの未来だ。それは自分で確かめな?」

僕はそう言い放つとソーニャ!と呼ぶ。

「ふわぁ。もういいですか?」
「うん、これでいいんでしょ。僕の世界のみんなが待ってる。」

僕はソーニャがいつの間にかに鏡を作っていたのでそのまま入る。

「あ、そうだった。ロアくん。もう少し王女様は大事にしなよ〜。」
「な!?」

そう言い残すとスノーはふっと笑って鏡に完全に入り、ソーニャもそれに続く。
残ったのはポカーンとする2人と『時空を超えた絆』それと大鎌『サウンド・デスサイズ』が残されていた。
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