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転生したらまたしても猫娘だった件
NO.008 名付けと進化
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まぁ、大丈夫だろ? いまんところなんともないし」
「さすがリムル様だ……」

いちいち反応がすごいな……。
それからオスのゴブリン達は終わったので次はメスのゴブリン達に名前を付けていく。
それも難なく終了して、お次は牙狼族の番となった。

まず俺が倒したボスの息子である額に星型の痣がある狼。
なんかこいつには特別な名前を付けたいよなー。
俺のファミリーネームを加えるか!
テンペスト?嵐……そして牙でランガ……?
安直だけどいいと思う。
そうして名付けをしようとした瞬間だった。

「リムルさん。タイム!」
「ん? どうしたイズク?」

イズクが突然タイムと言ったので、俺は一旦名付けを停止させた。
なにやらイズクの目が光っているけど、妖術でなにかの魔眼でも開発したのか?
羨ましい能力だよな。ホントに。

「僕の目でリムルさんの魔素量を見た感じ、その子に名前を付けた瞬間に魔素量が底をつく感じだよ?」
「なにっ!? そうなのか!?」

おい、大賢者。そこらへんどうなのさ?
そう聞いてみると今まで沈黙を保っていた大賢者が、

【告。その通りです。もう少しでスリープモードに入るかもしれません】

おおい!?そういうのは早く言ってくれよ!
あっぶねぇ!!
肝心な時に話をしてこないな!
そんじゃどうするか。
俺は考えを巡らそうとした時だった。
またしてもイズクがある提案をしてきた。

「それで僕から提案があるんだけど、いいかな?」
「なんだ?」
「僕がリムルさんに魔素を分け与えるのはどうかな? 使用した魔素分全快するくらいに」
「イズク様! それはなりません! それはあまりにも自殺行為です!」

すぐにリグルドが止めに入るけど、俺はそこまで心配はしていないんだよなー。
だって、イズクって魔素を使用したら使用分倍に魔素量が膨れ上がるスキル『無限成長』を持ってるし。
いやー、チートスキルだよなー。

「リグルドさん。大丈夫です。それじゃリムルさん、いっくよ?」
「おう! どんとこい!」

イズクが魔素の光を俺に注ぎ込んでくるのを感じて、って、おおおおお!?
なんだ!?すごい量の魔力が流れてくんだけど!!

【告。魔素量が全快しました。魔力総量もアップしました】

はやっ!?

「はぁ、はぁ……こんな感じでどうかな……?」

少し息を切らせているイズクだけどすぐに回復するだろうし、

「ありがとな、イズク」

それで俺はボスの息子にもう一回振り返って、

「それじゃさっそくだけど、お前の名は嵐の牙で『ランガ』だ!」
「わおーん!!」

これでランガも終了した。
他の牙狼族にもつけてやりたいけど、先に付けておきたいことがある。
それで俺はイズクの方
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