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転生したらまたしても猫娘だった件
NO.006 牙狼族と事情聴取
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んだね」
「おそらく……」
「んー……」

それで出久は心の中でフォウと相談していた。

【イズクぅ? どうするー? このままリムルに着いて行くの?】
『そうだね。静観する意味も込めてとどまるのもありかな? あとでもっとリムルさんについて話も聞こうと思うし……それになんか同じ転生者の気配がするし』
【そっか、わかった。イズクはリムルの補佐をしていくわけだね】
『結果的にはそうなるね』

と、フォウとの会話を終了させて、

「それじゃ、リムルさんに着いて行こうかな。もともと次の居場所なんて決めてなかったし」
「そうか! それはありがたいよ!」

素直に喜ぶリムルに毒気を抜かれながらも出久はリムルとともにゴブリン達と牙狼族のもとへと歩いていくのであった。





―――――こうしてリムルと出久の道が重なった瞬間であった。




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