ターン31 新世代の蕾、育むは水源
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800→3200
「そんな……で、ですがクノスぺは相手に戦闘ダメージを与えた時、攻撃力が100アップし、守備力が100ダウンします」
E・HERO クノスぺ 攻600→700 守1000→900
E・HERO クノスぺ 攻600→700 守1000→900
E・HERO クノスぺ 攻600→700 守1000→900
「なら、せめてもう一太刀。今のサンライザーの破壊によって、私たちの確保していたエクストラモンスターゾーンには空きができました。速攻魔法、マスク・チェンジを発動です!」
期待しただけのダメージを与え損ねた少女の手が、手札の1枚……先ほどサーチしたマスク・チェンジへと伸びる。守備の姿勢をとったまま戦況を窺っていたシャドー・ミストが、その恰好と同じく漆黒の光を放つマスクを自らの顔に装着した。
「英雄の蕾、今ここに開花する。暗黒の大輪よ咲き誇れ。変身召喚、レベル8……M・HERO 闇鬼!」
M・HERO 闇鬼 攻2800
「バトルフェイズ中に特殊召喚されたこの闇鬼は、このターンこのまま攻撃が可能です。ここは闇鬼の効果により、戦闘ダメージが半分となる代わりにダイレクトアタックをします」
M・HERO 闇鬼 攻2800→本源氏&糸巻(直接攻撃)
本源氏&糸巻 LP3200→1800
闇鬼がその漆黒の鉤爪をふりかざし、ギルティギアの反応よりも素早くその背後に回り込む。そして振るわれたその右腕が、無防備な魔導騎士の背中ではなくその背後の本源氏を切り裂いた。
「あれ?でも八卦ちゃん、ギルティギア・フリードの攻撃力は2700。闇鬼の方が上だから、そっちに攻撃してもよかったんじゃない?」
「ああ、それは……」
首を傾げる竹丸に、答えようとした八卦。だがそれよりも早く、ギルティギア・フリードの使い手である本源氏がにやりと笑った。
「その様子だと、闇鬼とギルティギアのもうひとつの効果はどちらも知らずに言ったな?初心者でライフアドよりボードアドの重視、それができるなら大したものだ。なかなか見込みがある……だが、今の場面においては俺でもああするだろうな。ギルティギア・フリードは自身が戦闘を行う際に1度、墓地の魔法1枚を除外することでその守備力の半分だけ攻撃力を強化する効果がある。そして、ギルティギア・フリードの守備力は1600だ」
「ええ。今の私の手には、残念ですが闇鬼の攻撃力を上げるカードはありません。ですから攻撃はできなかったんですよね。私はこれで、ターンエンドです」
「自分の使わないカードの効果まで……八卦ちゃん、凄いなあ」
素直に目を丸くする親友に、そのうち慣れるのでゆっくりでいいですよ、と苦笑する八卦。今すぐにもカードを引
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