ターン31 新世代の蕾、育むは水源
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団フラジャイルアーマーを通常召喚」
「レベル4のモンスターが、2体……」
幻影騎士団ラギッドグローブ 攻800 ☆3→4
幻影騎士団フラジャイルアーマー 攻1000
「レベル4の闇属性モンスター、ラギッドグローブとフラジャイルアーマーでオーバーレイ。2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築、エクシーズ召喚。堅牢なる門を閉ざす盾、頑強なる扉守る矛。最終防衛ラインの守護神よ、絶対防御の鍵となれ。No.66!覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル!」
巨大な手袋と破れた鎧によって生み出されるエクシーズモンスターは、つい先ほどの戦いにおいて使用されたレイダーズ・ナイトとはまた別のカード。黄金の外殻と鍵のような角を持つ、人間よりも巨大なカブトムシだった。
「そしてこのエクシーズ召喚時、ラギッドグローブの効果を発動。このカードを素材として呼び出された闇属性のエクシーズモンスターは、召喚成功時に攻撃力が1000アップする効果を得る」
No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル 攻2500→3500
「マスター・キー・ビートルの効果を発動。オーバーレイ・ユニット1つを使い、俺のフィールドからバージェストマ・アノマロカリスを選択。このカードがフィールドに存在する限り選択したカードは効果によって破壊されず、さらにマスター・キー・ビートルが破壊される場合にはその代わりに選んだカードを墓地に送ることができる」
No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル(2)→(1)
黄金のカブトムシが角の先から金の光線を放ち、それを浴びたアノマロカリスもまた黄金のオーラを全身から立ち上らせる。火力と物量で一気に押し潰しに来た本源氏に対し、相対する竹丸の表情は読み切れない。かなり緊張していることは隣の八卦から見ても明らかだったが、かといって絶望しているわけでもない。そもそも八卦自身竹丸のデッキ内容も、この伏せられているモンスターの正体も知らないのだ。少なくとも後者に関してはタッグを組んでいる彼女ならばその中身を見ることも容易なのだが、この追い込まれつつある状況ではそれを知るのが怖い気がして、どうも手を伸ばす気になれなかった。無論このまま負けてしまったとしても、それで親友を責めるつもりは全くないのだが。
「バトル。バージェストマ・アノマロカリスで攻撃!」
黄金のオーラを纏ったアノマロカリスが、凶悪な鋏を伏せカードの上から勢いよく叩きつける。
バージェストマ・アノマロカリス 攻2400→??? 守1500(破壊)
確かな手ごたえと共に、爆発。そして重い爆砕音の瞬間飛び散ったのは、緑がかった銀色の飛沫だった。壁といわず天井といわず飛び散ったそれは、意志を持つかのようにひとりでにマスター・キ
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