第一章:堕とされた妖怪達
第二話:楽園の素敵な巫女
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に尖がった帽子を被った長い金髪の女の子がずっと空を見上げていた。あの子が霊夢なのか?全然巫女の服装してないよな?
「あら……そこに居るのは魔理沙かしら?」魔理沙と呼ばれた子は、妹紅の声に気づき視線をずらしと珍しそうに妹紅を見た
「何だ妹紅じゃないか?珍しいな?お前が此処に来るなんて」
「まぁ、私じゃないんだけど、ちょっと霊夢に用ができたのよ。それで霊夢はどこ行ったのかしら?」
「あ〜……お前等もやっぱり霊夢に用があるのか」そう言う彼女も、用が有るみたいだな?何時から待ってたんだろう……
「お前等もって、魔理沙も霊夢に用があって此処に来てたの?」まぁ、用が無きゃ普通は来ないよな?こんな高い所にある神社は特に……
「ん、まぁ、そんなと所だな。と言うか此処に来る理由が霊夢じゃない奴なんて居るのかって話だぜ?」いや、その子に会うにしても御参りとか願掛けとか色々あると思うけど……
「それもそうね」普通、それで納得するのか……俺は沈黙を続けながら二人の会話を聞いていると、魔理沙と目が合うと興味が沸いた顔をした
「で、さっきから気になってたんだが……そっちの男は誰なんだ?見ない顔だけど」
「魔理沙にまで説明するのも面倒なんだけど……まぁ、この人が霊夢に用が有るから私が、此処まで案内してあげたのよ」ああ、本当に感謝してるよ。でなきゃ俺はあの竹林で迷子になってる以前に死んでいただろう……
「へぇ〜、そっちのカッコ良いお兄さんが霊夢に用があるのか?いったい何の用なんだよ?」以外に人懐っこい、と言うか馴れ馴れしいって言うか、人見知りしない子なんだなぁ……
「どうせ、霊夢に話す時に一緒に聞くんでしょ?だったら取り合えず霊夢を呼んできてくれないかしら」如何やら、しつこく聞いてくる魔理沙にちょっと戸惑っている俺に妹紅も少しだけ苛立ったような顔をする
「いや、話の流れ的にお前等も気づいてると思ってたんだが……」妹紅も首を傾げ何が何だか分からないと言った顔をする
「今此処に霊夢は居ないぜ?だから私も帰ってくるのを待ってるんだよ」え?居ないのか?流石にもう遅い時間だし普通だと帰って来てもおかしくないはずの時間帯なんじゃないのか?
「こんな時間に居ないなんて珍しいわね?何処に行ってるのかも分からないの?」
「何処ってのは流石に分からないけど、まぁ、また何処かの御依頼で妖怪退治に行ってるんだろ?」
「ああ、そう言えば妖怪退治とかしてたわね?最近、妖怪達が結構暴れまわってるからそっち系の仕事が多かったりするのかしら?」でも女の子だし、一人は危険じゃないのか?と思うのは俺だけなんだろうか?
「だろうな……一昨日来た時も直ぐに妖怪退治に行っちまったし、最近は其ればっかりだそうだ」って事は、真面に休んで
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