第二章 勇美と依姫の幻想郷奮闘記
第57話 秘策:中編
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用するのは何か良からぬ事をしているのではなかろうか? そのような躊躇いが勇美にはあったのだ。
だが、跳流と戦い彼女の力を見せ付けられた事でその考えは捨てるべきだと思うに至った訳である。
彼女に勝つには生半可な心構えでは不可能だろう。そう、今の自分に持てる、どんな手段でも用いなければいけないのだ。
もとより、勇美は『悪』を信条に掲げているのだ。だから自分はいい子になろうなどとは思ってはいけないのである。
その事を結果的に跳流は思い起こしてくれる事となったのだ。そんな跳流に、心の中で密かに感謝する勇美であった。
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