第101話
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!?」
「な、生身で機甲兵の攻撃を受け止めたどころか、機甲兵ごと操縦者を殺害するだと……!?」
「ば、”化物”……!」
「そ、それに”天使”までメンフィルにいるとかどうなっているんだ……!?」
一方裏門を守っている軍人達は機甲兵達の撃破を見ると驚愕し
「クッ……司令部、応答せよ!こちら、裏門防衛部隊!敵軍の別働隊によって機甲兵達が全て撃破された!援軍を要請する!」
軍人達を率いている隊長は通信機を取り出してどこかに通信をした。
「……こちら、司令部!現在、空より敵の別働隊による襲撃を受けている為、援軍を出す事は厳――――――ぐぎゃあああああ……っ!?」
「なっ!?更なる別働隊だとぉ!?」
しかし通信機から返ってきた予想外の答えと断末魔を聞いた隊長は驚いた。
「どうやらあの者がこの部隊を率いる者のようですね、ならば――――――貫け、正義の鉄槌!神槍!!」
通信をしている様子の隊長を見たルシエルは魔術によって発生した光の槍を隊長目掛けて放った。
「え――――――ガフッ!?バ、バカな………」
「隊長――――――ッ!?」
すると放たれた光の槍は隊長の心臓を貫いて隊長を絶命させ、それを見た軍人達は混乱し
「――――――敵将、リィン隊所属能天使ルシエルが討ち取りました!」
「オオオォォォォォォ――――――ッ!!」
隊長の絶命を確認した後に利き腕を空へと掲げたルシエルの宣言にメンフィル軍は士気を高めた。
「総員、突撃!動揺している敵軍の隙を見逃すな!」
「イエス・コマンダー!!」
そしてリィンの号令を合図にメンフィル軍は突撃し、裏門を防衛している正規軍をまさに”蹂躙”して正規軍を殲滅した後裏門を超えてグラウンドに出るとそこには驚愕の光景があった。
〜グラウンド〜
「こ、これは一体……!?」
「恐らく僕達とは別の部隊が士官学院を襲撃して、彼らを殲滅したと思われますが……」
「別働隊という事はデュバリィさん達によるものなのでしょうか……?」
「いや――――――先程裏門を防衛する部隊を破った時に裏門を突破した事をデュバリィさんに連絡したが、デュバリィさんからは『現在、別ルートを通っての旧校舎に到着した為、士官学院内の制圧を開始する』との事だから、デュバリィさん達によるものじゃない……!」
リィン達がグラウンドに突入すると機甲兵の残骸やエレボニア帝国の正規軍の死体が散乱しており、それを見たアルフィンは驚き、真剣な表情で呟いたクルトの推測にエリスが困惑の表情で推測を口にすると、リィンが厳しい表情を浮かべてエリスの推測が間違っている事を答えた。
「どうやら、今回の作戦も黒の工房の支部の件同様なん
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