第101話
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原因だろうな。あたしの研究を邪魔する悪に正義の鉄槌を――――――裁きの神槍!!」
「ぎゃああああ……っ!?」
「ガフッ!?て、”天使”……だ……と……っ!?」
ルシエルは双剣に地属性の魔力を宿して機甲兵の操縦席があるヘッドに双剣を振るって凄まじい衝撃を与えると共に操縦席にいる軍人を切り裂き、レジーニアは魔術で光の大槍を頭上に召喚した後もう一体の機甲兵のヘッド目掛けて放ち、放たれた光の大槍は操縦席にいる軍人の腹に巨大な風穴を開けて軍人を絶命させた。
「燃え盛れ………龍炎撃!!」
「炎よ、我が剣に集え――――――集炎!!」
「十六夜―――”突”!!」
「邪を切り裂く光よ、煌めけ―――――――――昇閃!!」
「爆ぜなさい――――――プロミネンスショット!!」
「な――――――」
「え――――――」
「がふっ!?」
「な……あ……っ!?」
「ぎゃああああああ……っ!?」
更に重騎士達が攻撃を受け止めている間にそれぞれの得物に炎を宿したリィンとプリネが跳躍して一刀両断し、ツーヤは抜刀による斬撃波で操縦席にいる軍人ごとヘッドを貫き、メサイアは光を宿した聖剣による袈裟斬りでヘッドを袈裟斬りにして操縦席にいる軍人を斜めに両断し、ステラは着弾すると大爆発を起こす強力な弾丸をヘッド目掛けて放って大爆発を起こしてそれぞれ機甲兵を無力化すると共に機甲兵を操縦していた軍人達を絶命させた。
「なああああああああ……っ!?生身で機甲兵の攻撃を受け止める所か、機甲兵ごと操縦者を撃破するだと!?この”化物”どもが……っ!」
「フフ、むしろ”化物”はメンフィル(わたしたち)にとっては誉め言葉よ――――――鉄砕刃!!」
「ぁ――――――」
唯一残っていた機甲兵を操縦している軍人は一瞬でやられた機甲兵達のなれの果てを見て驚いていたが、不敵な笑みを浮かべたエーデルガルトが跳躍と共に豪快な一撃をヘッドに叩き込むと、軍人はヘッドごと一刀両断されて絶命した!
「リ、リィンさん達、生身で機甲兵を撃破したわよね……!?」
「フフッ、生身で兵器を破壊するという非常識な出来事、敵軍にとっては”悪夢”のような出来事なのでしょうね♪」
「当り前よ……常識で考えれば、生身で兵器を破壊するなんてありえない出来事だもの……」
「リィン少将達に限らず、父上達も先程のような事は可能だろうな。”ヴァンダールの剣士”である僕もいつかはリィン少将達や父上の”領域”に辿り着かないとな……!」
リィン達の活躍を見ていたアルフィンは信じられない表情で声を上げ、微笑みながら答えたミュゼの言葉にエリスは疲れた表情で答え、クルトは真剣な表情でリィン達を見つめた。
「なぁぁぁぁぁぁぁっ
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