第二幕その十一
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「そうなるとね」
「歴史でもいたね、そんな人達」
「そうよね」
チープサイドの家族もここで言います。
「十字軍とかね」
「あと革命の時とか」
「正しいから暴走していいって言って」
「それでそこに悪意が入っていて」
オシツオサレツも二つの頭で言います。
「もう何やってもいいってなって」
「碌でもないことする人いるね」
「魔女狩りでもいたね、そんな人」
チーチーは眉を顰めさせて言いました。
「本当に邪悪だったよ」
「そうした人日本にいるとも思うけれど」
ダブダブもどうかという感じになっています。
「最悪ね、そうした人は」
「誰でもそんな人になったら」
ホワイティも言いました。
「人間として終わりだね」
「人間として終わって」
そしてとです、トートーは指摘しました。
「そこから果てしなく駄目になっていくね」
「人間じゃなくなるのかな」
ジップはこう考えました。
「そうした風になると」
「というか何かしらの悪意が正義に入ったら」
ポリネシアは蒼白になっている声でした。
「もう正義を理由にやりたい放題になるじゃない」
「そんな人達放置したら大変だよ」
ガブガブはとんでもないといった口調で言い切りました。
「しかも暴走していたら」
「その人達がいる場所は完全に終わるね」
老馬が最後に言いました。
「いなくなってもその後に残るものはね」
「何もないね」
「若しその時何もなくても」
「後でどうなるか」
「言うまでもないわよ」
「そうだよ、そんな人達にこそ法律があるんだ」
まさにとです、先生も皆に言います。
「若しこの人達が自警団かそうしたものになってるからって政府が放置したら」
「マフィアになって」
「とんでもないことになるよね」
「ああした人達が蔓延ったら」
「いつも犯罪を行うからね」
「そうなってしまうから」
だからだというのです。
「放置したらその政府の国は終わってしまうよ、若しマフィアがいなくなってもね」
「それで終わりじゃないんだね」
「そんな自警団があって」
「それでマフィア化したのをほったらかしにしていたら」
「もうね」
「マフィアがいなくなっていても」
「悪質な犯罪者を放置している政府を見て市民はどう思うか」
その場合のこともお話するのでした。
「そして政府を潰そうと言う人達が見たら」
「言うまでもないね」
「もう潰れるね」
「その時は」
「その政府は」
「やがてそうなるよ、日常的に犯罪を犯す組織の存在を知っていてい放置する」
そのことはというのです。
「もう市民を守る気もないんだから」
「完全に終わりだね」
「そうなったら」
「完全に終わって」
「市民も去るし」
「政府を潰そうという人達が出た
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