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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
束の間
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とっ!?一体どうなっているんだ向こうは!?)
次のユーラシア事件に出てきたアルバイターに関しても三人は呆気にとられる。それでも最後まで人間のために動き続ける彼らの姿は称賛に値する活躍だというのは理解できた。
(あのワイリーナンバーズが世界を救うために動くなんて・・・・・・・・信じられん。)
元々フィフスナンバーズともいえる彼らがワイリー製のロボットにしては情に篤い面があり、ロックマンを何度か助けた経験もあるがまさかこうまで関わるとは思いもしなかった。
(それにしても彼らはどうやって生き延びたんだ?私たちでも・・・・・・くっ。)
ファイナルシグマWとの決戦の部分で終了し部屋の照明を戻すとそこには複雑そうな顔をしたリングマン、暗い顔になったキッドがいた。
「・・・・・・この映像で分かったことは、少なくともあの二人は襲撃事件には関与していないという事。もう一つは彼らは別世界・・・・我々も確認しているパラレルワールドの一つから偶然にも流れ着いた存在だという事。そして、彼 ゼロ君は宿命を背負いながらもその運命に抗っている一人の戦士だという事だ。」
長官はただ一人表情を変えることなく結論を述べる。
「だが、彼の意志が強いと言っても例のシステムがこちらの世界では一切稼働しないとは言い切れない。よって、二人を一時的に監視を付けての軟禁状態とする。その期間の間に我々がすることは、一つは彼らを元の世界へ戻す方法、もしくは『ロボット破壊プログラム』の完全な無力化だ。おそらく後者の方が難しいことだろう。だが、あの二人は別世界とは言え世界を救った英雄ともいえる存在だ。できる限りのことはしよう。それともう一つの課題は襲撃した黒いゼロ・・・・・仮称『ブラックゼロ』に関しては更に警戒する必要がある。彼の目的・・・・・いや、彼を回収し修理をした輩の全貌が分からない以上第二、第三の襲撃またはテロ活動のようなものが実行される可能性がある。」
「・・・・」
「リング君、君には二人の身元引受を頼みたい。君の経歴を考えれば上層部も二人を君の元へ置いとけば納得はするだろう。」
「・・・・・・・奴の最後の作品と考えると複雑ですが・・・・・いいでしょう。しばらく、私が預かります。」
「キッド君は待期期間を短縮して近いうちに現場に復帰してもらう。ブラックゼロの対策に加わってもらう。」
「・・・・・・」
「キッド?」
先ほどの態度が嘘かのようにキッドはそのまま黙って部屋を出て行ってしまった。
「キッド・・・・・」
「仕方のないことだ。彼は襲撃事件の時ブラックゼロを目の前にして惨敗した。ショックは大きいものだよ。君が引退するときのように。」
「・・・・・ですがキッドはきっと立ち直ります。アイツはそんなやわな
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