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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第三十九話
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…こんな惨状を人がやったって言うのかよ?…どんだけ異常な人間だよ」


「…少なくとも、危険な事に変わらないよ。…どうする?一旦引き返して、アンジュに報告する…?」



魔物の死骸を見ながら思わずそんな言葉を出したスパーダに、ジュードは考えるような仕草を見せてそう言葉を出し、皆が考えだす。
…その時だった。


「……!!」


「…?どうしたの、ヴェイグ」


「…今、風に乗って声が聞こえた気が…」



突然、何かに反応したように周りを見回しだしたヴェイグにカノンノが首を傾げて問い掛けると、ヴェイグはそう応えた。


「声…?空耳じゃねぇのか…?」


「いや…だが……」


『キャアァアァァァァっ!!』


『『『!?』』』


スパーダの言葉にヴェイグが首を横に振って応えようとした瞬間、響き渡った女性の…聞き覚えのある悲鳴に全員が反応する。


「…い、今のって…っ!」


「……クレアの…声…」


「そんな…クレアさんは街に買い出しに行ってる筈じゃ…」


「クレア……クレアアァアァァァっ!!」


「ぁ、オイ、ヴェイグっ!」


響き渡った突然のクレアの声に皆が驚く中、スパーダが止める間もなくヴェイグが声の聞こえた方へと走り出した。



「ど、どうしよう……っ」


「とにかく、ヴェイグを追うぞっ!」



スパーダの言葉に全員が頷くと、クレアの声が聞こえた道を走り出した。



―――――――――――――



――クレアの声が聞こえた奥。そこに辿り着き、見えたのは……


「――クレア!」


「――ヴェイグ…」


「――そんな……どうして…っ!?」


「――………っ」


「――ようこそ、アドリビトムの諸君。そして久しぶり、ヴェイグ」


「――……サレ…それに…アルヴィン!」


――目的のオイルツリーの前に不気味に笑みを浮かべて立つサレと……クレアを抑えつけ銃口を突きつけているアルヴィンであった。


「…皆…ごめんなさい。街でアルヴィンさんの姿を見つけて…追い掛けたらこうなって…」


「そんな……どうしてアルヴィンが…」


「……それは――「まぁだ分からないかな?アルヴィン君は始めから…こっち側だったんだよ」――なっ…テメェ」


皆の問いに苦々しい表情でアルヴィンが応えようとするも、それより先にサレが応え、思わずアルヴィンはサレを睨む。






「そんな……っ」


「……サレ…アルヴィン…衛司はどこ…?」


サレの言葉に、全員が驚愕の表情を浮かべる中、メリアは皆より一歩前に
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