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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第三十八話
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を直しながら口を開いた。
「それに…僕は彼の『願い』を叶えただけさ」
「『願い』…だと?『あんなの』が、衛司の願いだっていうのかっ!?」
「さぁ、それは分からないけど…僕は彼の『願い』を叶えた。だから彼には暫く僕に従ってもらうのさ。世の中全てギブ&テイク。そうだろう?」
不気味な笑みを浮かべたまま、一つのモニターに映し出される映像にサレは視線を移し、アルヴィンはその様子に再び舌打ちした。
「――さて、ヴェイグにアドリビトムの諸君。君達のいう『絆の力』で、彼は元に戻せるかな?フフ…フヒャヒャヒャっ!!」
モニターに映る映像。それを見ながらサレは呟くと不気味に笑い出した。まるで…狂ったかのように…。
――――――――――――
――声が聞こえた気がした。
聞いていて落ち着いて…守ってあげたくなる声。
――でも…今はそれは『どうでもいい』。
――ただ、ただ今は……
――目の前のものを……『殺』さないと…。
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