第一章
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完成させられると目途がついたこの作品も。
「私の作品は全てだよ」
「テノールがだね」
「軸だ」
「それはわかった、だがまた言うが」
知人はワーグナーの言葉を聞いてからあらためて彼に話した。
「やはりな」
「私のテノールは困難な役だな」
「歌える歌手がどれだけいる」
一体、というのだ。
「テノールの中でもな」
「そうはいない」
ワーグナー自身が言い切った、他ならぬ彼が。
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