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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
アイゾック
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「・・・・・・・お前、何者だ?ワイリーの手先じゃなさそうだが。」
「えぇ、その通りよ。私は貴方の味方、貴方をあんなくらいカプセルの中から・・・・・あら?」
ロボットは腕からガトリング式のバスターを展開してベルカナに向ける。
「余計なことしやがって・・・・・誰が生き返らせてくれって頼んだ?」
「ちょ、ちょっと・・・・・・・武器を向けなくてもいいじゃない。私、女よ?」
「女?フン、お前みたいな得体の知れない女に武器を向けねえバカなんていねえよ。」
ロボットは起き上がってベルカナにバスターを突き付けたまま脅す。
「さあ、お前の製作者様の所に案内しろ。さもねえと、この施設を徹底的に・・・・・・・」
「次に目覚めた方は随分と攻撃的なようですね?」
「!」
ロボットは、ベルカナの肩を掴みながらバスターを向ける。そこには別のロボットたちが立っていた。
「データから考えると私たちよりもかなり・・・・いや、それ以上に旧式のようですがスペックはそれ以上はありそうですね。」
「何だお前たちは?」
「貴方の同類・・・・とでも言いましょうかね?もちろんあなた同様に一度処分という形で死にましたが。」
「・・・・・・・・」
「彼女を破壊するのは容易なことでしょうが私たち全員を相手にするのなら分が悪いと思いますよ?何しろここにいる方々は全員戦闘型ですからね。」
「何?」
ロボットは驚いた表情でバスターを戻して言う。
「貴方の時代では珍しいようですが我々は元々戦闘することを前提に開発されている存在です。」
「・・・・・・・・それは本当か?」
「えぇ。まあ、オペレーターなどの非戦闘用は存在しますがね。」
「・・・・・・結局歴史は繰り返されるってか。」
そう言うとロボットは抵抗する気をなくす。その目は何かに失望しているようにも見えた。
「・・・・っで、俺をどうしようって言うんだ?」
「何もしませんよ。ただ、我々の息を吹き返させた博士に挨拶していただくだけですよ。」
「・・・・・・碌でもねえ奴しか想像できねえな。」
そう言いながら彼は、他のロボットたちについて行く。
「はあ・・・・・もう、一言ぐらい謝りなさいよ!」
さり気なく文句を言うベルカナを無視して。
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