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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
アイゾック
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ナイトメアの正体を突き止めてゼロの無実を晴らさなければ気が済まない!」
「あの爺さん、何か怪しいしね。きっとどっかで良からぬことを企んでいるに違いないわ。とっちめてやらなくちゃ!!」
二人の反応を見てシグナスは少し安心する。
「・・・・・・その意気なら問題なさそうだな。だが、無理をするなよ。今はお前たちが頼りなんだ。」
「たった今ナイトメアエリアと調査員のデータがわかったわ。でも、ナイトメアエリアは電波障害で詳しい状況が分からないわ。」
「直接乗り込んで見れば問題ないでしょ?アタシたちに任せればどうといったことはないわ!!ねっ!エックス!!」
「マーティ・・・・・ちょっと、言い過ぎじゃないか?」
「いいの!このくらいで行かないと!」
「・・・・・・・」
意気揚々に言うマーティを見ながらエイリアは複雑そうな表情で確認したデータを見る。
「じゃあ、取り敢えず調査に行ってくるよ。」
「今回は一人で行かない方が賢明だろう。ナイトメアがどのような影響を与えるか分からないからな。」
「・・・・・あー、あの・・・・・エックス・・・・・・」
「ん?」
「う、ううん・・・・・何でもないの。・・・・・・気をつけて2人共・・・・・」
「あ、あぁ。行ってくる。」
(・・・・・あのエイリアの態度・・・・・なんか一瞬変に見えたような・・・・・・・)
二人はエイリアの態度が少しおかしいと感じながらも調査へと出発する。二人が立ち去り、シグナスとも別れるとエイリアは、一旦自室へと戻りあるデータ端末を取り出す。
『レプリロイド工学研究所 試作型レプリロイド報告書』
???
ハア・・・・・ハア・・・・・・・
また、この夢か。
いつも目を閉じて眠りにつくたびにこの悪夢・・・・・いや、あの残酷な光景を見る。
吹雪が吹き荒れる雪山の中をある場所を目指して逃げる私たち、私たちを狩るべく政府が開発した情けなどの感情を一切持たない殺戮マシーンの集団。
抵抗を試みるものの私たちは一人、一人と次々に破壊されて行く。
水中探査用に作られた身でこんな雪山で満足に体が動かせないほど凍りかかっているにもかかわらず自分から囮に出たダイブ。
自分の腕のドリルがなくなるまで攻撃をやめなかったドリル。
残ったエネルギーをすべて使い果たして逃がしてくれたファラオ。
碌に武装もしていないのに自分から囮になって破壊されたトード。
・・・・・・そして、負傷した私を自分のパーツで修理してくれた後、私から遠ざけるために八つ裂きにされたブライト・・・・・。
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