第一幕その十一
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「今回はそのメンバーで楽しんできてね」
「そうさせてもらうわね」
「私はここで待ってるから」
エメラルドの都でというのです。
こうお話してでした、今回の電話も終わりました、そうしてドロシーは臆病ライオンと腹ペコタイガーにオズマの返事をお話しました。
「いいって言ってくれたわ」
「うん、じゃあね」
「一緒に行こうね」
「そうしましょう、じゃあ貴方達もね」
こうも言うドロシーでした。
「ティータイムを楽しみましょう」
「あっ、僕達もなんだ」
「楽しんでいいんだ」
「勿論よ、テモンティーもドーナツもケーキも楽しんでね」
そうしたものをというのです。
「キャラメルもね」
「美味しそうなドーナツだね」
腹ペコタイガーはそのドーナツを見て舌なめずりしました。
「これを食べていいんだね」
「ええ、幾つでもね」
「そうしていいんだ」
「そう、そしてね」
それでというのです。
「ケーキもキャラメルもね」
「今言った通りにだね」
「食べてもいいわ」
「じゃあね」
「食べてね」
「僕も頂くよ、それに」
臆病ライオンも言います。
「レモンティーもね」
「飲むわね」
「紅茶も好きだから」
それでというのです。
「そうさせてもらうよ」
「ええ、じゃあ出すわね」
「ただ僕も腹ペコタイガー君も」
「わかっているわ、貴方達は身体が大きいからね」
「皆が使っているティ―カップじゃね」
これではというのです。
「もう何十杯と飲まないといけないから」
「お鍋によね」
「たっぷり入れてね」
その紅茶をというのです。
「出してくれるかな」
「ええ、そうさせてもらうわ」
ドロシーも笑顔で応えてでした。
実際に臆病ライオンと腹ペコタイガーの分のレモンティーを大きなお鍋にそれぞれの分を出しました、二匹はその紅茶と堆く積まれたお菓子達を食べます、そのお菓子を食べながら腹ペコタイガーは言いました。
「物凄く美味しいよ」
「そう言ってもらえて嬉しいわ」
「うん、それでね」
腹ペコタイガーはさらに言います。
「晩ご飯も期待していいかな」
「あら、まだおやつを食べてるのよ」
「それでもだよ」
「晩ご飯が楽しみなのね」
「うん、だから言ったけれど」
「そうなのね、じゃあね」
「その晩ご飯もだね」
「楽しみにしていて」
ドロシーは腹ペコタイガーに笑顔で答えました。
「晩ご飯もね」
「それじゃあね」
「うん、それで出発は明日の朝だね」
「そうよ、皆で朝ご飯を食べてね」
そうしてとです、ドロシーは腹ペコタイガーにこのことでも答えました。
「そうしてね」
「出発するんだね」
「この皆でだね」
「そうするわ、晩ご飯の後はお風呂に入ってぐっすりと寝て」
「そ
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