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僕とキリトのデュエルはキリトの一撃から始まった。
「くらえ!スノー!」
二刀流突進ソードスキル『ダブルサーキュラー』による二本の剣撃が僕が襲う。しかし僕はそれをあざ笑う様に妖精の翅を使って上空に飛ぶ。キリトの突進による攻撃はそのまま空を切る。
「??」
「ダメだよ♪ここはALOだ。SAOの様に地上戦オンリーじゃないだよ♪」
そう空中の僕はキリトに笑いかけると僕に音符が包み込む。そして歌を歌う。
「素晴らしい夜を魅せて?♪」
『奇跡の音符』による魔法の雷のナイフが一斉にキリトを取り囲む。
「こんなもの!」
キリトはなんと二刀流で全方位から来るナイフを一本、一本切り落とす。僕はそれを見てニヤッとする。
「なるほどー!昔見たいに『奇跡の音符』だけじゃ勝てないのか!…なら!」
僕はそのまま空中から落ちる速度も合わせて一気にキリトに向かって突っ込む。
「〜♪」
「クラシックか…!」
僕はクラシックの一つ。ピアノソナタ『月光』を口笛で吹きながらキリトに剣撃を浴びせる。そしてさらに僕の後ろから音符のマークが3つ出てそこから青白いビームが放たれる。
「…舐めるな??」
「??」
しかしなんとキリトはエクスキャリバーの剣の刃を『月光』によるビームを弾き飛ばして見せたのだ。そしてもう一本で僕の雷鎚ミョルニル。
…あれがこの前言っていたシステム外スキル『魔法破壊』か。
魔法の攻撃ドットを剣で反応させ、魔法を壊す技。
キリトは二本の剣で僕は雷鎚ミョルニルと鍔迫り合いになる。それ以上にこれは…!
「なるほどね…。キリト…お前の本当の目的は…!」
「そう!スノー!お前の一番の強みは魔法と大鎌のコラボレーションだ。なら魔法と大鎌を分断させればいい!」
「…。」
…なるほど。今、仮に前にコンコンにやった不意打ちを食らわせてもキリトの反射神経で僕が魔法を発動させても強制的に壊す気か。
「なるほど…ね!」
ガキィン!
僕は鍔迫り合いの状態を切り払いで距離を取る。
そうするとキリトは二本の剣構え直して。
「終わりだ。スノー。お前の魔法、剣技、そしてそのコラボレーションを封じればお前に勝機はない!」
「…ふ。」
「…?」
キリトが不審そうに僕を見る。
「ふふ…あはははは♪!
僕に勝機は無いだって??ご冗談を??」
僕はそう言い放つキリトを見て笑うしか無かった。するとキリトはさらに睨みつける。
「強がっても無駄だ。お前の戦闘はよく知ってる。」
「そう、よく知ってる。だけど知らない。」
「何…?」
僕は大鎌を再び構え直し。キリトに教師の様に説明する。
「僕も、君も何かをする時はどんな
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