第六十話 朝早くからその三
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「もうね」
「まだ寝ておられるとか?」
「そうだっていうの?」
「そうじゃないかしら」
何かお寝坊さんみたいな感じもするからです。
「だから来るにしてもお昼よ」
「そうかしらね」
「私達はすぐに来られるって思うけれど」
「絶対にそうよね」
「あの人だとね」
「どうしてそうなるのよ、あの子はそんな子じゃないでしょ」
朝早くから来る様なです。
「特に」
「じゃあ賭ける?」
「そうする?」
「賭けないから」
ギャンブル自体をしません、そんなことをしたらお金の無駄ですしお家つまり教会のお金を無駄遣いなんて絶対に駄目です。
「そんなことは」
「お姉ちゃんギャンブル嫌いだしね」
「何か賭けるって絶対にしないから
「私弱いし」
このこともギャンブルをしない理由です。
「負けるかも知れないのにする筈ないでしょ」
「ギャンブルって運だしね」
「読みもあるけれど」
「運が悪いとね」
「本当にアウトだし」
「だからしないの」
このことは誓っています、誰に対しても。
「これからもね」
「そうよね」
「本当に何があってもね」
「遊びはしても」
それでもです。
「ギャンブルはぜったいにしないから」
「だからなのね」
「今もなのね」
「それはしないから、ただ」
それでもでした、私が思うことは。
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