第一幕その一
[2]次話
ドリトル先生と琵琶湖の鯰
第一幕 水族館からのお願い
この時ドリトル先生はご自身の研究室で学園の中にある水族館に務めている田中さんという人からお願いされていました、小柄で丸い目で髪の毛を短くしている少し小柄な人です。
田中さんは先生にこう言いました。
「実は琵琶湖のお魚達もです」
「この水族館に入れようとですか」
「考えていまして」
それでというのです。
「この度先生にです」
「琵琶湖に行ってですね」
「はい、先生もです」
「そうしてですね」
「琵琶湖のお魚達を見付けて」
そしてというのです。
「水族館まで連れて行くお手伝いをしてくれませんか」
「僕でよければ」
先生は笑顔で答えました、頼まれたら快諾する先生らしい対応でした。
「お願いします」
「そうしてくれますか」
「はい、それでそれは何時でしょう」
「その時は」
田中さんは何時琵琶湖に行くか先生にお話しました、すると先生は田中さんに明るい笑顔でお話しました。
「その時はです」
「大丈夫ですか」
「丁度春休みで」
大学のその時でというのです。
「学会もないですし」
「では」
「はい、ご一緒させてもらいます」
こう先生にお話しました。
「是非」
「宜しくお願いします」
「琵琶湖は日本最大の湖で」
そしてというのです。
「面白い生態系を持っていますね」
「はい、ですから」
それでとです、田中さんは先生に答えました。
「私達もです」
「この度ですか」
「コーナーを拡大しましたが」
「そちらにですね」
「琵琶湖のコーナーをもうけて」
「そこに琵琶湖の色々なお魚、他の生きもの達をです」
その彼等をというのです。
「入れることが決まったので」
「だからですね」
「はい、この度琵琶湖に行って」
そのうえでというのです。
「行くことがです」
「決まりましたね」
「そうです、では」
「その時に」
「ご一緒させてもらいます」
是非にとお話してです、全ては決まりました。先生はそのお話の後で田中さんに微笑んでお話しました。
「琵琶湖の様な大きな湖はイギリスにはないですから」
「行かれることがですか」
「楽しみです」
こうお話するのでした。
「以前から行きたいと思っていました」
「そうでしたか」
「はい、これも神様のお導きですね」
先生はこうも言いました。
「まさに」
「そうかも知れないですね」
田中さんも先生のお言葉に頷きました。
「それは」
「はい、では」
「それではですね」
「琵琶湖に行きましょう」
「それでは、ただイギリスには」
田中さんは先生にあらためて言いました。
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